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透過電子顕微鏡観察用試料の電子染色法。

シーズコード S130010599
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 川里 浩明
  • 安田 愛子
技術名称 透過電子顕微鏡観察用試料の電子染色法。
技術概要 透過電子顕微鏡試料の電子染色法は、エポキシ樹脂に包埋・重合し薄切した細胞組織を電子染色するに際して、前記の薄切した細胞組織を温度15~50℃、濃度を0.05~10.0%にしたアリザリン水溶液に浸漬し、これを洗浄後に、pH11~pH13で温度15~30℃の鉛染色液に1分~10分浸漬し、これを洗浄するものである。アリザリン染色の汚染発生を最小限に抑えるために、アリザリン水溶液で電子染色した超薄切片を再蒸留水または蒸留水を使用して洗浄する。また、鉛水溶液に浸漬後も、超薄切片を再蒸留水または蒸留水を使用して洗浄する。この方法は、アリザリン水溶液と酢酸鉛水溶液などの鉛染料液を使用した2重電子染色法である。各種細胞の微細構造が鮮明に捉えられ、像の解読が容易である。また、アリザリン水溶液と鉛染料液の入手が容易で安価でもあり、これらの染色液の作製も比較的簡単である。
画像

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研究分野
  • 試料技術
展開可能なシーズ エポキシ樹脂(エポン)などの高分子に包埋した組織塊から超薄切片を作製し、それをアリザリンと鉛を使って電子染色する方法を提供する。
アリザリン水溶液と鉛染色液による2重染色であり、これによってアリザリン水溶液と鉛水溶液の細胞組織内浸透速度は均等で且つ早く、細胞組織の細胞膜、核質、核膜、ミトコンドリア、粗面小胞体、滑面小胞体およびグリコーゲン顆粒が良好に染色され、透過電子顕微鏡下でそれらの微細構造が明瞭な高コントラストで観察することが出来る。
用途利用分野 透過電子顕微鏡
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 大分大学, . 川里 浩明, 安田 愛子, . 透過電子顕微鏡観察用試料の電子染色法。. 特開2006-038660. 2006-02-09
  • G01N   1/30     
  • G01N   1/28     
  • G01N  33/48     

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