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磁場による精密配向体の製造方法

シーズコード S130010613
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 木村 恒久
  • 吉野 真司
技術名称 磁場による精密配向体の製造方法
技術概要 磁場による精密配向体の製造方法は、3つの磁化率χ1、χ2、χ3が異なる物体の集合体に、この物体の静磁場下での配向時間τの逆数より大きい角速度ωで楕円的に回転する磁場(高速回転楕円磁場)を印加することにより、この物体の3つの磁化率χ1、χ2、χ3の配向方向を精密配向させる。高速回転楕円磁場が、N極、S極が向かい合う一対の磁石を平面内で回転し、且つ回転に同期して磁極間距離を変化させることにより発生させる。高速回転楕円磁場が、強度が各々B・a・cos(ωt)及びB・b・sin(ωt)で時間的に変化するところの、互いに直交する2対の電磁石により発生させる。なお、ωは角速度、tは時間(秒)、Bは磁場強度(テスラ)、a及びbは互いに異なる正の定数である。
画像

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研究分野
  • 電磁場中の粒子の運動及び放射
展開可能なシーズ 3方向の磁化率χ1、χ2、χ3が異なる物体の集合体について、χ1、χ2、χ3の配向方向が、この集合体を構成する各々の物体について全て同じになるようにする(精密配向)手段、特に、従来の磁場配向技術では困難であった粒子径が小さく、熱揺動により容易に配向が乱れる系についても有用な精密配向手段を提供する。
従来の磁場配向技術では、精密配向させ得なかった粒子径の小さい物体の集合体も、目的とする方向へ精度良く持続的に精密配向させることが可能である。精密磁場配向を高精度で安定に達成することが可能になったことにより、微粒子集合体各々の三つの磁化率をすべての構成粒子に対して同一方向に向けた(擬単結晶化)状態を精度良く,安定に得ることが可能になった。微粒子の物性異方性を最大限に生かした材料創成が可能となった。また、懸濁状態で安定に擬単結晶状態に対応する状態が得られるので、その状態でX線構造解析や分光学的測定を行えば、粉末状では得られない莫大な構造情報が得られる。
用途利用分野 磁場配向体の製造装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人京都大学, . 木村 恒久, 吉野 真司, . 磁場による精密配向体の製造方法. 特開2006-057055. 2006-03-02
  • C08J   3/00     

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