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微生物群集解析による水処理施設の稼動状況の判断方法

シーズコード S130010701
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 中井 裕
  • 小田和 賢一
技術名称 微生物群集解析による水処理施設の稼動状況の判断方法
技術概要 微生物群集構造の分子生物学的解析を行うことで水処理の状況を表示する方法は、β-proteobacteriaに属するアンモニア酸化細菌であるNm.urea/oligotropha/marinaクラスターまたはNm.europaeaクラスターの少なくとも1つの微生物群を指標とし、アンモニアの態窒素(NH-N)、全窒素(T-N)、または生物化学的酸素要求量(BOD)の値によって、指標となる微生物群を使い分ける。ここに、NH-Nが400mg/1000cm以下の場合にはNm.urea/oligotropha/marinaクラスターを指標とし、NH-Nが400mg/1000cm以上の場合にはNm.europaeaクラスターを指標とする。また、T-Nが1500mg/1000cm以下の場合にはNm.urea/oligotropha/marinaクラスターを指標とし、T-Nが1500mg/1000cm以上の場合にはNm.europaeaクラスターを指標とする。
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研究分野
  • 水質管理
  • 微生物の生化学
展開可能なシーズ 環境保全等に関する複合微生物作用を利用したさまざまな水処理プロセスにおいて、従来ブラックボックス的に扱われてきた複合微生物系の菌相変化と浄化作用の関係に基づいた新たな水処理プロセスの状態診断方法と制御方法を提供する。特に、畜舎汚水処理について、指標とする微生物の設定方法や汚水の窒素濃度の影響を明らかにし、水処理施設の稼働状況のモニタリングや施設の性能評価・性能保証に用いることを目標とする。
複合微生物を利用した水処理施設の稼働状況を微生物群集構造の分子生物学的解析を行うことで、あるいは解析済みの複合微生物を接種することによって、水処理施設の稼動状況を判断する方法が得られる。なかでも、処理槽内で優占的なアンモニア酸化細菌の種数を特定し、且つ、当該アンモニア酸化細菌の至適生息条件を明確にして水処理施設の稼動状況を判断できるという効果が得られる。
用途利用分野 水処理施設の稼動状況判断システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人東北大学, . 中井 裕, 小田和 賢一, . 微生物群集解析による水処理施設の稼動状況の判断方法. 特開2006-159046. 2006-06-22
  • C02F   3/12     
  • C02F   1/00     
  • C02F   3/34     
  • C12Q   1/04     
  • C12Q   1/68     

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