TOP > 技術シーズ検索 > 双ロール式縦型鋳造装置及び複合材料シート製造方法

双ロール式縦型鋳造装置及び複合材料シート製造方法

シーズコード S130010703
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 松本 英俊
  • 日野 啓吾
  • 羽賀 俊雄
技術名称 双ロール式縦型鋳造装置及び複合材料シート製造方法
技術概要 双ロール式縦型鋳造装置は間隔を空けて対向した2つの水冷回転ロール12、14上に溶湯16を受けるための堰20を設ける。水冷回転ロール12、14の回転軸12A、14Aと平行な2つの板状の主堰22、24の下端が水冷回転ロール12、14の表面と接触又は2mm以下の隙間を形成する。主堰22、24の端をつなぐ横堰42、44の側面が水冷回転ロール12、14の表面と接触又は2mm以下の隙間を形成する。水冷回転ロールの材料は熱伝導率が15W/m・K以上である。堰20の水冷回転ロール12、14との接触・隙間部分近傍に、シリカファイバクロスを貼り付け、窒化ホウ素やグラファイトスプレーを吹き付ける。堰に断熱材を配置する。この装置でセラミック粒子を金属中に分散したアルミニウム合金基複合材の圧延シートを製造する。半凝固状態の材料を主堰とロールの円弧周面とで囲まれた領域内に注入し急速冷却により短時間で凝固を完了させる。水冷回転ロールの周速を10m/min以上とする。堰内の溶湯温度を、鋳造するアルミニウム合金の液相線温度より20℃低い温度から30℃高い温度に設定する。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2006-278929.GIF
研究分野
  • 炉,鋳造設備
  • 分散強化合金
展開可能なシーズ 溶湯液面の状態に左右されずに厚みと品質の安定したシートを高速度で採取する双ロール式縦型鋳造装置及び複合材料シート製造方法を提供する。また、本装置を金属基複合材の圧延の前工程に応用し合理化することを提案する。
高速で連続的に品質の安定したシートを製造できる。シート材料が水冷回転ロールに固着するという不具合が発生せず、したがって、水冷回転ロールに離型剤を塗布する必要が無くなる。これは、更に溶湯冷却速度の向上に寄与するという好循環を生む。水冷回転ロールへの圧縮力は、従来の縦型双ロール式鋳造機の約1/10未満で十分であり、高剛性の水冷回転ロールを用いる必要がない。したがって、双ロール式縦型鋳造装置全体の構造を簡略化し、装置費用を安く抑えられる。湯の上部にセラミックス粒子が押し上げられる偏析が生じにくい。凝固結晶粒が微細なため結晶粒界沿いに存在するセラミックス粒子の分布が均一化されることである。
用途利用分野 セラミック粒子分散アルミニウム合金複合材料薄板、プリント基板素材、積層熱プレス冶具
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人常翔学園, . 松本 英俊, 日野 啓吾, 羽賀 俊雄, . 双ロール式縦型鋳造装置及び複合材料シート製造方法. 特開2008-093708. 2008-04-24
  • B22D  11/06     
  • B22D  11/00     
  • B21B   3/00     
  • B21B   1/46     

PAGE TOP