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展伸用マグネシウム合金、同合金より成るプレス成形用板材およびその製造方法

シーズコード S130010710
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 吉本 隆志
  • 松永 卓
  • 和田 敏秋
  • 松木 賢司
  • 会田 哲夫
技術名称 展伸用マグネシウム合金、同合金より成るプレス成形用板材およびその製造方法
技術概要 この展伸用のマグネシウム合金は、1.5~4.0質量%のアルミニウムと、0.5~1.5質量%の亜鉛と、0.05~1.0質量%のマンガンと、0.1~0.6質量%のジルコニウムとを含み、残部がマグネシウムである。この組成のマグネシウム合金により、例えば肉厚1mm以下で幅150mm以上の、プレス成形性に優れた薄板材を形成できる。上記プレス成形用板材を製造する方法は、前記のマグネシウム合金を溶解し、連続鋳造または押出によってスラブまたはシートバーを形成し、これを300~400°Cに加熱して均質化処理する。その後、このスラブまたはシートバーを300~400°Cに加熱し、総圧下率90~95%にて熱間粗圧延して、厚さ4~7mmの圧延板を形成する。次いで、この圧延板を、250~320°Cの加熱温度で、1回の加熱当たり圧下率10~30%の1パス-1ヒートの温間圧延して、厚さ4mm以下の板材に成形する。この工程により、結晶粒の粗大化を抑制して、アルミニウムとジルコニウム或いはマンガンからなる化合物が100nm以下に均一微細に分散して、プレス成形性に優れたマグネシウム合金薄板材を形成できる。
画像

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研究分野
  • 非鉄金属材料
  • 機械的性質
  • プレス加工
展開可能なシーズ プレス成形性を向上したマグネシウム合金板材と、それを形成する展伸用マグネシウム合金を提供する。また、前記プレス成型用板材を製造するための方法を提供する。
このマグネシウム合金、プレス成形用板材および製造方法は、(1)圧延後の加熱処理により、粒成長させることなく、せん断帯の消滅、均粒化が可能である、(2)成形の形態、目的に合わせた焼きなまし条件(硬さ)の選択が、粒成長させることなく可能となる、(3)プレス成形前の加熱による粒成長を抑制することによる成形性の向上がある、また、(4)圧延中の加熱による結晶粗成長も抑制する、という効果がある。これにより、マグネシウム合金のプレス成形による薄肉大型形状の部品製造を可能にし、適用製品の小型軽量化に大きく寄与し得る。
用途利用分野 展伸用マグネシウム合金、マグネシウム合金、プレス成形用板材、プレス成形用薄板材、マグネシウム合金部品
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人富山大学, . 吉本 隆志, 松永 卓, 和田 敏秋, 松木 賢司, 会田 哲夫, . 展伸用マグネシウム合金、同合金より成るプレス成形用板材およびその製造方法. 特開2008-069421. 2008-03-27
  • C22C  23/02     
  • C22F   1/06     
  • C22F   1/00     
  • B21B   3/00     

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