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カーボンチューブ及びカーボンチューブの製造方法

シーズコード S130010722
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 水柿 義直
  • 小林 恭平
技術名称 カーボンチューブ及びカーボンチューブの製造方法
技術概要 カーボンチューブの製造方法は、まず、導電性基板2上にアルミニウム層4を形成し(図(a))、アルミニウム層4を陽極酸化する(図(b))。これによりアルミニウム層4が酸化されてアルミナ層5になるとともに、アルミナ層5に空孔11が形成される。次に、アルミナ層5付きの基板2をアルミナ溶解性の溶液に浸し、空孔11の底部の酸化膜6を除去し(図(c))、アルミナ層5aを鋳型として、有機溶剤の電気分解により、空孔11の内側に炭素層を成長させる(図(d))。このとき、炭素は空孔11aの側壁に沿って堆積し、その内部には空間12を有する。こうして、空孔11aの内側にカーボンチューブ1が形成される。電気分解に用いる有機溶剤は、電気分解の制御が容易にでき、炭素層の成長の制御が容易にできる点で、アルコール系の有機溶剤が好ましい。次に、アルミナ層5aをエッチングで除去することにより(図(e))、カーボンチューブ1間の領域13にアルミナ層5aが無くなり、空孔11aの内径と同等の外径を有するカーボンチューブ1を基板2上に形成できる。このカーボンチューブ1は三角格子状に規則正しく配列し、基板2の表面に略垂直に配向する。
画像

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研究分野
  • 固体デバイス材料
  • 固体デバイス製造技術一般
  • 炭素とその化合物
展開可能なシーズ 低温且つ制御が容易な方法で製造が可能なカーボンチューブ及びカーボンチューブの製造方法を提供する。また、チューブの形状の制御が可能なカーボンチューブ及びカーボンチューブの製造方法を提供する。
低温且つ容易な方法でカーボンチューブの製造が可能となる。また、カーボンチューブの形状の制御することができることにより、形状及び特性の揃ったカーボンチューブを大量生産することが可能となる。また、この製造方法は、工業的なプロセスに応用することが容易である。例えば、所望の形状のカーボンチューブを大量に製造することや、所望の形状のカーボンチューブを大面積の基板上に均一に製造することなどに応用できる。そして、製造された本発明のカーボンチューブは、基板に載せたまま、又は、カーボンチューブ単独で、電子放出源、半導体、触媒、デカナノカプセルなどに利用することが可能である。
用途利用分野 カーボンチューブ、大面積基板用電子放出源、大画面ディスプレイ用電子放出源、デカナノカプセル、電界放射ディスプレイ、燃料電池用電極材料、水素吸蔵材料、伝導性付与材料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人電気通信大学, . 水柿 義直, 小林 恭平, . カーボンチューブ及びカーボンチューブの製造方法. 特開2007-056295. 2007-03-08
  • C25B   1/00     
  • C25B  11/03     

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