TOP > 技術シーズ検索 > 重金属固定化剤及び重金属固定化方法

重金属固定化剤及び重金属固定化方法

シーズコード S130010740
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 加賀谷 重浩
  • 石塚 俊章
  • 小林 紀秋
  • 佐野 寛
技術名称 重金属固定化剤及び重金属固定化方法
技術概要 この重金属固定化剤は、ジチオカルバミン酸、ジチオカルボン酸、キサントゲン酸、ジチオリン酸又はトリチオリン酸のマンガン錯体又はマンガン塩を含有する。例えば、塩化マンガン(II)などの水溶性マンガン(II)塩の水溶液に、ジチオカルバミン酸、ジチオカルボン酸、キサントゲン酸、ジチオリン酸若しくはトリチオリン酸又はこれらの水溶性塩の水溶液を添加して混合することにより、マンガン(II)錯体を結晶として析出させることができる。さらに、マンガン(II)錯体の結晶が析出した水溶液に過酸化水素などの酸化剤を添加して酸化し、あるいは、曝気して空気酸化することにより、マンガンの酸化数を高めて、マンガン(III)錯体又はマンガン(IV)錯体を得ることができる。重金属固定化方法は、重金属を含有する廃棄物若しくは廃液又は重金属により汚染された土壌に、重金属固定化剤を混合する。
研究分野
  • 廃棄物処理
展開可能なシーズ 重金属を含有する廃棄物又は重金属により汚染された土壌に少量を添加して混合することにより、廃棄物又は土壌からの重金属の溶出を防止することができ、重金属固定化剤に由来する有害成分の溶出も生じない重金属固定化剤及び該固定化剤を用いる重金属固定化方法を提供する。
この重金属固定化剤は、ゴミ焼却炉から発生する飛灰などの重金属を含有する廃棄物や廃液、重金属により汚染された土壌などに対して、少量の添加により重金属を強固に固定化することができる。この重金属固定化剤及び重金属固定化方法によれば、処理後の廃棄物からのマンガンの溶出は見られない。この重金属固定化剤は、水難溶性であって剤型を粉末状とすることができ、それ自体の取り扱い性に優れ、貯蔵及び輸送を効率的かつ容易に行うことができる。また、廃棄物と混練する際に、強アルカリ性を示す水溶液状のものとは異なり、有害ガスの発生や、処理飛灰の強度の低下を伴うことがない。したがって、重金属の固定化作業を容易に行うことができ、作業環境の点でも優れている。
用途利用分野 重金属固定化剤、、廃棄物処理材、廃棄物処理装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人富山大学, . 加賀谷 重浩, 石塚 俊章, 小林 紀秋, 佐野 寛, . 重金属固定化剤及び重金属固定化方法. 特開2006-223569. 2006-08-31
  • C09K   3/00     
  • A62D   3/33     
  • B09B   3/00     
  • C02F   1/62     

PAGE TOP