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乾燥羊膜及び羊膜の乾燥処理方法

シーズコード S130010741
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 二階堂 敏雄
  • 吉田 淑子
  • 岡部 素典
  • 戸田 文香
  • 荒川 雅彦
技術名称 乾燥羊膜及び羊膜の乾燥処理方法
技術概要 乾燥装置では、マイクロ波照射装置30としては、出力1.5KWのマグネトロンを用いた。また、遠赤外線ヒータ14の温度を50℃とし、遠赤外線を連続照射した。更に、処理槽10内に羊膜を載置していないとき、真空ポンプ18による最高減圧到達圧力を0.4kPaとなるように設定した。生羊膜を広げてトレイ上に載置した。更に、このトレイを処理槽10内の回転テーブル12上に載置した後、回転テーブル12を回転した。次いで、遠赤外線ヒータ14をONとして、真空ポンプ18を駆動すると共に電磁弁20を開けて処理槽10内を減圧する。0.90kPaに到達したとき、真空ポンプ18を停止すると共に電磁弁20を閉じ、電磁弁26を開いて、フィルター24によって濾過された空気を導入する復圧操作を開始し、4.53kPaに復圧した。加温操作を3分間施した後、マグネトロンをOFFにして、遠赤外線ヒータ14をONとしつつ減圧操作を再開した。減圧操作、加温操作及び復圧操作を合計で6回施して乾燥を終了した。羊膜は、処理槽10に載置した生羊膜50gに対して1gに脱水乾燥されており、乾燥剤が封入された滅菌パック中に密閉して保存した。
画像

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研究分野
  • 医用素材
展開可能なシーズ 生羊膜の組織を維持して乾燥され且つ長時間の保存を容易に行なうことができる乾燥羊膜及び羊膜の乾燥処理方法を提供する。人を含む動物の胎児を包む生羊膜を、生羊膜の細胞組織を破壊することなく乾燥処理してできる乾燥膜を提供する。さらに、水又は緩衝液に浸漬して再水和した際、生羊膜と同様の、上皮細胞、基底膜及び結合組織が保持されている乾燥羊膜を提供する。
処理槽内において、羊膜の細胞組織を破壊することのない温度に加温しつつ、減圧手段と復圧手段を交互に複数回繰り返すようにしたので、羊膜を構成する上皮細胞、基底膜及び結合組織を破壊することなく脱水・乾燥させることができる。乾燥羊膜は、再水和することによって、ほぼ生羊膜様の羊膜を得ることができ、細胞の培養や、皮膚欠損損傷の治療等に用いることができる。乾燥羊膜の管理維持及び運搬には特別の注意を払うことなく容易に行なうことができる。
用途利用分野 乾燥羊膜、医用膜素材、医用膜、医用膜材料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人富山大学, サクラ精機株式会社, . 二階堂 敏雄, 吉田 淑子, 岡部 素典, 戸田 文香, 荒川 雅彦, . 乾燥羊膜及び羊膜の乾燥処理方法. 特開2007-054015. 2007-03-08
  • A61L  27/00     

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