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液状化による地中構造物の浮き上がり防止構造及び防止方法

シーズコード S130010747
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 澤田 亮
  • 渡辺 健治
技術名称 液状化による地中構造物の浮き上がり防止構造及び防止方法
技術概要 液状化による地中構造物の浮き上がり防止構造1は、地盤としての液状化地盤2内に埋設された地中構造物であるトンネル3の下方に、トンネルに隣接するようにして固化領域4を設ける。固化領域4は、液状化地盤2に薬液を注入することで構成してある。薬液については、液状化地盤を地盤改良する際に用いられる公知の薬剤から適宜選択すればよい。ここで、固化領域4は、その水平幅Wがトンネル3の水平幅W′と同等になるように形成してあるとともに、その高さHがトンネルの高さH′の1.25倍以上となるように形成してある。地盤を地表面から開削して掘削空間を形成し、次いで、掘削空間下方を地盤改良することで掘削空間の直下に所定の水平幅を有する固化領域を形成し、しかる後、掘削空間であって固化領域の上に幅が固化領域の水平幅と同等又はそれ以上の地中構造物を設置する。
画像

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研究分野
  • 各種基礎,基礎工
展開可能なシーズ 地震動が入力し地中構造物の周辺地盤が液状化すると、地盤のせん断抵抗や地中構造物と地盤との摩擦抵抗が消失して地中構造物が地盤内で浮き上がり、地震動がおさまっても修復不可能な程度まで残留変位が生じる懸念があるという問題を生じていた。そこで地震時において地中構造物の浮き上がりを防止する構造及び方法を提供する。
液状化対策を施さない場合、トンネル模型は、7秒後に58mm浮き上がり、最終的に140mm浮き上がったのに対し、固化領域の高さを10cm(トンネル模型の高さの1/2倍)にしてトンネル模型の直下に配置した場合、7秒後に28mm浮き上がり、加振終了後の浮き上がりは125mmにとどまった。さらに固化領域の高さを25cm(トンネル模型の高さの1.25倍)に増やした場合、7秒後に14mm浮き上がり、加振終了後の浮き上がりを86mmに抑制することができた。
用途利用分野 液状化による地中構造物の浮き上がり防止構造
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 公益財団法人鉄道総合技術研究所, . 澤田 亮, 渡辺 健治, . 液状化による地中構造物の浮き上がり防止方法. 特開2007-262815. 2007-10-11
  • E02D  27/34     
  • E02D   3/12     

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