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鉄道の渦電流ブレーキシステム

シーズコード S130010914
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 笹川 卓
  • 田中 実
  • 坂本 泰明
  • 柏木 隆行
技術名称 鉄道の渦電流ブレーキシステム
技術概要 鉄道車両に搭載されるリング巻き型コイル2によりレールに渦電流を生じさせる鉄道の渦電流ブレーキシステムは、リング巻き型コイル2への供給電源としてき電による3相交流電源と鉄道車両に搭載する直流電源とを備え、配線装置4の切り換えにより、き電の正常時にはリング巻き型コイル2へ3相交流電流を供給し、き電の異常時にはリング巻き型コイル2へ直流電流を供給する。リング巻き型コイル2は、鉄道車両の先頭からU相、W相、W相、V相、V相、U相、U相、W相、W相、V相、V相、U相、U相、W相、W相、V相、V相、U相、U相、W相、W相、V相、V相、U相として、リング巻き型コイルの相間電圧のバランスをとるようにした。この渦電流ブレーキシステムでは、同じ電流を各相に通電する時は各相の電圧がほぼ揃っているので、通常過電流ブレーキシステムで行われているように、各相に対して定電圧制御することで、結果的にほぼ同じ大きさの電流を各相に通電することができる。これは、通常のPWMインバータ制御が適用できることを意味し、インバータ側の開発要素が少なくて済むという意味で望ましい。
画像

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研究分野
  • 鉄道車両用機器
展開可能なシーズ 従来のリング巻き型渦電流ブレーキシステムでは、リング巻き型コイルに大きな相間電圧アンバランス(回生電力のアンバランス)が生じてしまい、渦電流ブレーキが作用する時にレールの温度上昇が高くなるといった問題があった。また、き電が停止した異常時には、渦電流ブレーキを動作させることができず、非常用ブレーキとして使用することができなかった。そこで、鉄道車両へのき電に異常がある時にも稼働することができ、リング巻き型コイルの相間電圧のバランスをとり、レールの温度上昇を抑制することができる鉄道の渦電流ブレーキシステムを提供する。
鉄道車両へのき電の異常時には直流渦電流ブレーキとして利用することができる。また、鉄道車両へのき電の正常時にはレールの温度上昇を抑制することができる。つまり、回生率を向上させることができる。
用途利用分野 鉄道の渦電流ブレーキシステム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 公益財団法人鉄道総合技術研究所, . 笹川 卓, 田中 実, 坂本 泰明, 柏木 隆行, . 鉄道の渦電流ブレーキシステム. 特開2009-083516. 2009-04-23
  • B61H   7/00     
  • B60L   7/28     

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