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腸管免疫賦活剤

シーズコード S130011010
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 庄司 省三
  • 三隅 将吾
  • 中山 大介
技術名称 腸管免疫賦活剤
技術概要 本発明は、いろいろな抗原と容易に反応する官能基を導入した新たなコアー化合物として、2-[N-α,N-ε-ビス(N-α,N-ε-ジガロイルリシニル)リシニル]アミノエチルアミン(TGDK)の化学合成に成功した。TGDKがM細胞を識別することが培養細胞系を用いて、明確になったので、本化合物を、M細胞識別シグナル分子(McDS、マクドス)と名付け、McDSをアカゲサルの空腸に投与し、空腸のM細胞を識別していることを確認中である。McDSはエチルアミノ基を有するため、活性エステル架橋法及びチオエーテル架橋法、シフベース架橋法等を介して、すべての抗原に結合させることが可能で、この腸管免疫賦活剤は、自己免疫疾患、家族性アミロイドポリニューロパチー(FAP)等の難治性疾患、アレルギー疾患、食物アレルギー、又は自己タンパク質の立体構造変異に起因する疾患の予防及び/又は治療のために使用可能である。本発明の腸管免疫賦活剤は、パイエル板のM(マイクロホールド)細胞を識別することによって腸管免疫を賦活化するものである。
画像

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研究分野
  • 免疫反応一般
展開可能なシーズ 本発明は、パイエル板のM細胞を識別することによって腸管免疫を賦活化することができる腸管免疫賦活剤を提供すること、さらに、2-[N-α,N-ε-ビス(N-α,N-ε-ジガロイルリシニル)リシニル]アミノエチルアミン(TGDK-CH2-CH2-NH2)の新規な製造方法を提供することを目的とする。
アレルギー疾患の予防が重要な課題となっている。M細胞を標的とする分子センサーを化学合成できれば、このM細胞標的分子センサーを疾病の原因になっている抗原に化学結合させ、経口的に投与することにより、この抗原はM細胞を識別して腸管免疫反応の誘導し、疾病を抑えられる可能性がある。これにより、アレルギー性疾患の抑制、自己免疫病の抑制が可能となり、また、HIV-1の飲むワクチンの開発、いろいろな疾病に対する予防ワクチンの開発に寄与できる。
用途利用分野 腸管免疫賦活剤、ワクチン基剤、予防・治療用ワクチンの産生基剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 熊本大学, . 庄司 省三, 三隅 将吾, 中山 大介, . 腸管免疫賦活剤. . 2009-04-30
  • C07K   1/08     
  • A61K  39/385    
  • A61K  47/42     
  • A61K  47/48     
  • A61P  37/04     
  • A61P  37/08     

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