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胸部X線画像からのリブケイジ境界検出方法

シーズコード S130011012
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 川口 剛
  • 永田 亮一
  • 三宅 秀敏
技術名称 胸部X線画像からのリブケイジ境界検出方法
技術概要 胸部X線像の左半分(右胸部)においては、右肺の肋骨側面部下縁の画素と同じ勾配方向をもつ画素(右エッジ要素)の値を1、その他の画素の値を0とし、画像の右半分(左胸部)においては、左肺の肋骨側面部下縁の画素と同じ勾配方向をもつ画素(左エッジ要素)の値を1、その他の画素の値を0として、2値画像Bを作成する。この後、画像Bの左半分及び右半分のそれぞれのエッジ要素の連結成分を求め、面積最大の連結成分の左境界点列を右側リブケイジ境界候補点列Lとし、右境界点列を左側リブケイジ境界候補点列とする。次に、左境界点列がLとの間でマージの条件を満たす連結成分があれば、Lとその左境界点列をマージして得られる点列を右側リブケイジ境界候補点列とし、同様な方法で左側リブケイジ境界候補点列を求める。これらの境界候補点列上の点の列番号をx、行番号をyとするとき点列にカーブフィッティングを適用して得られる曲線を右側リブケイジ境界、左側リブケイジ境界とし、これらと肺野上端線、および、肺野下端線によってリブケイジ境界を与える。
画像

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研究分野
  • 医用画像処理
  • 医療用機器装置
  • 呼吸器の診断
展開可能なシーズ 胸部X線像からリブケイジ(ribcage)境界を自動検出するための従来の画像処理方法は、画像の垂直プロファイルの極大点、垂直プロファイルの2次微分の極小点、水平プロファイルの最小点、水平プロファイルの2次微分の極小点という局所的情報を用いて境界候補点を検出するため、ノイズに対して弱い。それ故、画像の品質に依らず安定してリブケイジ境界を検出できる方法が望まれる。そこで、画像の品質に依らず安定して肺野上端線から肺野下端線までのすべての行に対して、リブケイジ境界の位置を正しく検出できるリブケイジ検出方法を提供する。
画像に依らず安定して正確なリブケイジ境界を検出できることから、この方法を経時的差分における過去画像と現在画像の位置合わせに利用したとき、結節は強調され、かつ、偽陽性の数(差分画像の中で黒く強調された結節候補領域の中で、結節でないものの数)が少ない差分画像を得ることができ、この結果として、医師による肺癌の検出率を向上させることができる。
用途利用分野 医用画像処理装置、胸部X線撮影装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 大分大学, . 川口 剛, 永田 亮一, 三宅 秀敏, . 胸部X線画像からのリブケイジ境界検出方法. 特開2008-259522. 2008-10-30
  • A61B   6/00     

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