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米の処理方法

シーズコード S130011053
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 鈴木 昌治
  • 本多 宏明
技術名称 米の処理方法
技術概要 バイオマスを原料とする従来のエタノール発酵法は液体発酵法が主流であるため、液状の発酵もろみからエタノールを回収した後に残存する蒸留残渣やCOD濃度の高い蒸留廃液が排出され、これらの処理・処分が課題であった。そこで原料米を糖化して糖化液を調製する糖化工程と、糖化液と酵母と水とから構成される発酵もろみの発酵開始時の水分含量を50~60重量%に調整して固体発酵を行う固体発酵工程と、得られたエタノールを蒸留する蒸留工程と、を有する米の処理方法である。原料米として、籾米、玄米、胚芽米、白米からなる群から選択された1種類以上を用いる米の処理方法である。また糖化は、原料米を粉砕した後に行われ、原料米として、粉砕後の粒子の70重量%以上が粒子径5mm未満であるものを用いる米の処理方法である。
画像

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研究分野
  • 酒類一般
  • 微生物代謝産物の生産
展開可能なシーズ 余剰米の有効利用を図るにあたり、蒸留廃液の処理、処分が困難であることが大きな問題となっている従来法にくらべ、蒸留廃液の排出を極力抑制する技術を提供する。
この米の処理方法によれば、米を発酵原料とし、固体発酵法を用いてエタノールの生産を行うことができるため、MA米や古米などの余剰米の有効利用が図れる。また、前記米は、デンプンを糊化するための蒸煮を必要とせず、無蒸煮米でも糖化及び発酵が可能であるため、蒸煮工程を省略することができる。さらに、アルコール発酵を、水分含量の比較的少ない固体発酵法で行うため、アルコール回収の際に問題となっていた廃液の発生がなく、廃液処理のための作業やコストが不要となる。また、蒸留後の残渣は米や酵母由来の栄養素を豊富に含むため、堆肥や家畜用の飼料として利用することができる。
用途利用分野 米固体発酵技術
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人東京農業大学, . 鈴木 昌治, 本多 宏明, . 米の処理方法. 特開2009-011198. 2009-01-22
  • C12P   7/06     
  • A23K   1/06     

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