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架橋ポリマーのリサイクル方法

シーズコード S130011143
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 後藤 敏晴
  • 芦原 新吾
  • 葭田 真昭
技術名称 架橋ポリマーのリサイクル方法
技術概要 この架橋ポリマーのリサイクル方法は、架橋ポリマーを窒素酸化物により架橋部を選択的に活性化したのち、液体または超臨界状態の二酸化炭素中で、過酸化水素を用いて架橋部を酸化分解して、熱可塑性ポリマーを得る方法である。窒素酸化物は、二酸化窒素や四酸化二窒素であり、圧力と温度をコントロールして窒素酸化物の反応性を制御することで、架橋部を選択的に活性化する。架橋ポリマーを反応容器内に収容した後、窒素酸化物と二酸化炭素を反応容器に加えて、反応容器内を二酸化炭素の超臨界圧以下に保持して架橋ポリマーに窒素酸化物を付加させ、しかる後、二酸化炭素を超臨界圧以上に保持して過酸化水素と架橋ポリマーを反応させてC-C結合分岐点を優先的に酸化してC-C結合を切断する。過酸化水素と架橋ポリマーを反応させる際は、その過酸化水素の反応容器内の体積に対する濃度が、0.2g/L~6.0g/Lであることが好ましい。窒素酸化物と二酸化炭素を反応容器に加えて、反応容器内を二酸化炭素の超臨界圧以下に保持して架橋ポリマーに窒素酸化物を付加させる工程の温度は、100℃以下であることが好ましい。
研究分野
  • 高分子廃棄物処理
展開可能なシーズ 従来リサイクルが難しく大量に埋立てまたは焼却処分されている架橋ポリマーを熱可塑化してリサイクルを可能とするもので、C-C結合の分岐点を優先的に分解することにより、架橋部分を優先的に切断して、架橋前のポリマーの高分子量成分が無くならないように維持しながら、架橋ポリマーを熱可塑化してマテリアルリサイクルを可能とし、しかも熱可塑化しても発泡や変色のない架橋ポリマーのリサイクル方法を提供する。
ポリマーの架橋部分を優先的に分解してリサイクルを可能とするもので、架橋結合を形成している炭素結合が分岐した部分を優先的に分解する。架橋が優先的に分解でき、架橋前のポリマーのもつ高分子量成分が完全になくならない状態に保ち、かつ成形加工条件において変色、発泡、ゲル化しないので、得られた再生樹脂はポリマーとしてマテリアルリサイクルが可能であり、その工業的価値は著しく高いという優れた効果を発揮するものである。
用途利用分野 架橋ポリマーのリサイクル装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人宇都宮大学, . 後藤 敏晴, 芦原 新吾, 葭田 真昭, . 架橋ポリマーのリサイクル方法. 特開2009-191174. 2009-08-27
  • C08J  11/16     

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