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マグネシウム合金及びその製造方法

シーズコード S130011153
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 河村 能人
  • 山崎 倫昭
技術名称 マグネシウム合金及びその製造方法
技術概要 必須成分としてZn、及び、希土類元素(RE)としてGd、Tb、Tmのうち少なくとも1つ以上を含有し、残部がMgと不可避的不純物からなるMg-Zn-RE系合金からなるマグネシウム合金であり、Mg-Zn-RE系合金の合金組織中に、β‘相若しくはその一部がβ1相に変化したもの若しくはGP帯と、LPSOとを有する。このマグネシウム合金の製造は、先ず、鋳造工程S1により鋳造され、鋳造材は、溶体化工程S2において、鋳造で生じたMgとREの化合物がマトリックス中に溶け込み固溶体化する。次に、溶体化処理をした鋳造材を350℃以上520℃未満の温度範囲で熱処理する第1の熱処理工程S3を行なう。これにより、β‘相、β1相及びβ相が析出することなく、LPSOが析出する。次に、第1の熱処理工程S3を終えた鋳造物に、塑性加工工程S4を行なう。これは、例えば、押出加工あるいは鍛造加工等であり、塑性加工された塑性加工物は、引張強さ、伸び、0.2%耐力が著しく向上する。続いて、塑性加工物を150℃以上300℃未満の温度範囲で熱処理を行なう第2の熱処理工程S5を行なう。これによりβ’相群が析出することとなる。
画像

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研究分野
  • 非鉄金属材料
  • 機械的性質
  • 押出
展開可能なシーズ 軽量化の目的で自動車用への応用を進めるためには強度を更に向上させることが要求されている点に鑑みて、特殊な製造設備及びプロセスを使用することなく、機械的性質に優れたマグネシウム合金及びその製造方法を提供する。
このマグネシウム合金は、β‘相若しくはGP帯(いずれも長尺状析出物に属するものの一つ)とキンク変形した長周期積層構造(LPSO)とを有しているため、引張強さ、伸び、0.2%耐力等の機械的特性に優れている。また、このマグネシウム合金の製造方法では、β‘相群とLPSOとを有したマグネシウム合金を一般的な製造設備あるいはプロセスにより、効率よく製造することができ、引張強さ、伸び、0.2%耐力等の機械的特性に優れたマグネシウム合金を効率よく製造することができる。
用途利用分野 マグネシウム合金、自動車ホイール、自動車足回り部品、自動車エンジン回り部品
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 熊本大学, . 河村 能人, 山崎 倫昭, . マグネシウム合金及びその製造方法. 特開2010-070824. 2010-04-02
  • C22C  23/06     
  • C22F   1/06     
  • C22F   1/00     

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