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抗ウイルス剤

シーズコード S130011219
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 小川 温子
  • 中村 公亮
  • 坂上 ひろみ
  • 棚元 憲一
技術名称 抗ウイルス剤
技術概要 少なくとも2つ以上のアミノ基を有する分子(アミノ基分子)におけるアミノ基と、非硫酸化糖類又はその誘導体におけるアルデヒド基とを、還元アミノ化により共有結合させて得られ、かつ、共有結合させた後のアミノ基分子が少なくとも1つ以上の遊離のアミノ基を有する、図3に構造解析結果を示したアミノ基分子-非硫酸化糖類複合体から成る抗ウイルス剤を用いることにより、HIVは勿論、HIV以外のHTLVやHHV-6等のT細胞指向性のウイルスや、HHV-6等のマクロファージ指向性のウイルスに対しても、抗ウイルス活性を発揮することが出来る。これまでの多剤併用療法とは、異なる作用機構と考えられ、薬剤耐性ウイルス株(硫酸化多糖耐性、逆転写酵素阻害剤耐性、プロテアーゼ阻害剤耐性)に対しても抗ウイルス活性を示す。ウイルス接着・侵入だけでなく、細胞にも作用する、新規阻害機構をもつ可能性がある。また、多剤併用療法を利用できなくなった患者に対しても、有効な治療が出来る。また、本発明には、「アミノ基分子-非硫酸化糖類複合体」を有する抗ウイルス剤の他に、その製造や、使用方法も含まれる。
画像

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研究分野
  • 抗ウイルス薬の基礎研究
  • 単糖類
展開可能なシーズ HIVの感染により発症する後天性免疫不全症候群AIDSは、潜伏期間が比較的長い上に、致死率が高いため、深刻な問題となっている。現在、AIDSを根本的に治療し得る薬剤は存在しないが、HIVのプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素阻害剤及び非核酸系逆転写酵素阻害剤を用いた多剤併用療法が、AIDSの発症を抑制する方法である。しかし、この多剤併用療法には、多数の薬剤を用いる等のため非常に高価である、副作用が比較的多い、HIVウイルスが薬剤耐性(特に交叉耐性)を獲得してしまうなどの問題があった。そこで、安価で優れた新規な抗ウイルス剤、特に抗HIV剤を提供することを目的とする。
本発明の抗ウイルス剤や抗HIV剤は、優れた効果を有し安価に製造可能である。また、本発明の抗HIV剤は、AIDSの標準的な治療法である多剤併用療法とは異なる作用メカニズムを有しているため、多剤併用療法に対するHIVウイルスの耐性獲得や、多剤併用療法による副作用やアレルギー等により多剤併用療法を利用できなくなった患者に対しても、有効な治療手段を提供し得る。
用途利用分野 抗ウイルス剤、抗HIV剤、抗ウイルス加工用被覆素材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人お茶の水女子大学, . 小川 温子, 中村 公亮, 坂上 ひろみ, 棚元 憲一, . 抗ウイルス剤. 特開2010-126471. 2010-06-10
  • A61K  31/785    
  • A61P  31/18     
  • A61P  37/04     
  • A61K  47/48     
  • C08G  81/00     
  • C08B  37/02     

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