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グリア細胞の活性化抑制組成物

シーズコード S130011306
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 小泉 修一
  • 松川 隆
  • 藤下 加代子
  • 菅原 健
  • 柴田 圭輔
技術名称 グリア細胞の活性化抑制組成物
技術概要 修治ブシを含有する組成物はグリア細胞の活性化を抑制することができる。グリア細胞とは、中枢神経系を構成する細胞のうち、神経細胞ではない細胞を意味し、中でも、ミクログリア、アストロサイトを好適な例として挙げられる。修治ブシを含有するグリア細胞の活性化抑制組成物が有するグリア細胞の活性化抑制効果とは、グリア細胞の過剰な活性化を抑制する効果を意味し、例えば、アストロサイトのpERK発現量増加を伴った過剰な活性化を抑制する効果や、アストロサイトの脱活性化による二次的な変化であるミクログリアの活性化を抑制する効果等に関する。また、修治ブシを含有する、グリア細胞の活性化が関与する疾患、例えば、脊髄の外傷、脳卒中による神経障害、てんかん、神経障害性疼痛、血管閉塞性の眼疾患、神経変性疾患等の治療薬や、アルツハイマー病又は筋萎縮性側索硬化症等、神経変性疾患の治療薬が提供される。図7は、脊髄由来培養アストロサイトにおけるpERKの解析の結果を示す図、および神経障害性疼痛マウスにアストロサイト特異的代謝阻害薬を投与した場合の試験結果を示す図である。
画像

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研究分野
  • 生薬一般
展開可能なシーズ グリア細胞(神経膠細胞)は、神経細胞の周辺組織の恒常性を維持する機能を果たす他、多様な神経伝達物質の受容体を発現して、より積極的なシグナル伝達にも寄与する。一方、グリア細胞が過剰に活性化されると、各種の傷害因子を産生し、神経細胞の機能が障害される。しかし、グリア細胞の過剰な活性化を抑制する実用的な薬剤はこれまで知られていなかった。そこで、グリア細胞の過剰な活性化を抑制することができ、かつ、実用的であるグリア細胞の活性化抑制組成物を提供することを目的とする。
本発明のグリア細胞活性化抑制組成物によれば、グリア細胞の過剰な活性化を効果的に抑制することができ、グリア細胞の過剰な活性化により引き起こされる脊髄の外傷、脳卒中による神経障害、てんかん、神経障害性疼痛、血管閉塞性の眼疾患、アルツハイマー病、又は筋萎縮性側索硬化症等の神経変性疾患の予防や治療にも利用することができる。また、活性化抑制組成物における成分として用いられる修治ブシは、漢方として既に用いられているので、このグリア細胞の活性化抑制組成物は人体への安全性も高い。
用途利用分野 グリア細胞活性化抑制剤、神経変性疾患治療薬、神経変性疾患予防薬、血管閉塞性眼疾患治療薬、脊髄外傷治療薬
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人山梨大学, . 小泉 修一, 松川 隆, 藤下 加代子, 菅原 健, 柴田 圭輔, . グリア細胞の活性化抑制組成物. 特開2011-111405. 2011-06-09
  • A61K  36/71     
  • A61K  36/00     
  • A61P  43/00     
  • A61P  19/08     
  • A61P  25/00     
  • A61P  25/08     
  • A61P  25/04     
  • A61P  27/02     
  • A61P  25/28     
  • A61P  21/02     

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