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サルモネラを検出するためのオリゴヌクレオチドとそれらを用いた血清型迅速同定法

シーズコード S130011319
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 秋庭 正人
  • 楠本 正博
  • 岩田 剛敏
技術名称 サルモネラを検出するためのオリゴヌクレオチドとそれらを用いた血清型迅速同定法
技術概要 in silicoでの比較ゲノム解析により血清型Salmonella Typhimurium(ST)、Salmonella Hadar(SH)、Salmonella Infantis(SI)の3血清型に特異性の高い遺伝子を、それぞれ3つ選び出した。これらの遺伝子とサルモネラ属特異的であることが公知であるinvAの4遺伝子を同時に検出するマルチプレックスPCRの系を確立した。上記3血清型同定法としてのマルチプレックスPCR法の特異性を、野外分離株を用いて検証したところ、当該血清型であれば3つの血清型特異的遺伝子全てが増幅されるが、他の血清型で3遺伝子陽性となる例は一部の例外を除いて認められなかった。つまり本発明の方法は十分な特異性を有していることが示された。サルモネラが分離された時点でこのマルチプレックスPCR法を用いることにより、これら3血清型を分離培養開始から1週間で同定することが可能となった。供試したST125株において3つの血清型特異的遺伝子が全て増幅陽性であったのに対し、ST以外の117血清型では血清型O4: i: -でのみ3遺伝子陽性の結果が得られた(図1、表6)。
画像

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研究分野
  • 微生物検査法
展開可能なシーズ サルモネラを検出するためのオリゴヌクレオチドとそれらを用いた血清型迅速同定法を提供することを課題とする。
本発明により、サルモネラを検出するためのオリゴヌクレオチドとそれらを用いた血清型迅速同定法が開発された。従来、サルモネラの血清型特定には2週間程度の時間を要していたため、血清型が特定される前に検査対象である飼料や食肉が消費されてしまう危険性があった。本発明を利用することにより、サルモネラの血清型特定に要する時間を1週間以上短縮することが可能であるため、このような危険性を回避することが可能である。
用途利用分野 オリゴヌクレオチド、血清型迅速同定システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 秋庭 正人, 楠本 正博, 岩田 剛敏, . SalmonellaHadarを検出するためのオリゴヌクレオチドとそれらを用いた血清型迅速同定法. 特開2011-062136. 2011-03-31
  • C12N  15/09     
  • C12Q   1/68     

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