TOP > 技術シーズ検索 > 表面の生体適合性の改質方法

表面の生体適合性の改質方法

シーズコード S130011347
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 長崎 幸夫
  • 山口 雄
  • 吉冨 徹
  • 菊池 明彦
技術名称 表面の生体適合性の改質方法
技術概要 生体又は生体に由来する物質と接触する表面の生体適合性を改質する方法である。この方法は、物質と接触する表面に環状ニトロキシドラジカル部分を担持する反復単位を、少なくとも、ポリマー主鎖の反復単位の15%以上含んでなり、他の反復単位が存在する場合には、対応する環状ニトロキシラジカル部分が水素原子もしくは官能基である反復単位であるか、又は反復単位と一緒になってコポリマーを形成しうる別の反復単位を含み、かつ、環状ニトロキシドラジカル部分を担持する反復単位と存在する場合の他の反復単位は相互にランダムに存在するか又はブロックを形成してもよい、ポリマーを固定する工程を含む。好ましくは、ポリマーはフィルム又は被膜として目的の表面に固定される。なお、生体適合性とは、長期間にわたって生体に悪影響も強い刺激も与えず、本来の機能を果たしながら生体と共存できる属性をいう。生体は、人体をはじめ哺乳動物,その他の動物、更には、植物を包含する概念で使用しており、生体に由来する物質とは、動物の器官、臓器、細胞、体液等を意味する。他にランダムコポリマーの発明あり。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2009-235723.gif
研究分野
  • 生体代行装置
  • 医療用品・医療用機器一般
展開可能なシーズ 現在使用されている人工臓器の多くは高分子材料からできており、血液や生体組織と直接接触するものについては、生体適合性、特に、血液適合性や組織適合性が要求されるが、従来技術には、一度活性酸素が発生するとその活性酸素を捕捉することができないこと、生体で使用する際の安全面等に問題があった。そこで、生体または生体に由来する物質と接触する表面に対して容易、かつ、安定に固定できる材料を用い、生体適合性に関連して、広範にかつ、より具体的に有意な挙動を示すように表面を改質するための方法を提供する。
安定ニトロキシラジカルを含むポリマーで一定の表面を処理することにより、無処理表面が血液と接触した際に生じる可能性のある血液の変性、例えば、活性酸素発生を抑制し血液の活性化を抑制することができる。したがって、血液の吸着を防ぐため、血液と直接接触する人工血管や人工臓器などの表面コーティング剤に関連する技術分野に利用できる。
用途利用分野 生体適合性改質装置、人工血管、人工臓器
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 筑波大学, 学校法人東京理科大学, . 長崎 幸夫, 山口 雄, 吉冨 徹, 菊池 明彦, . 表面の生体適合性の改質方法. 特開2011-078706. 2011-04-21
  • A61L  33/00     
  • C08G  65/32     
  • C08G  85/00     

PAGE TOP