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水銀捕捉剤及び体内水銀の排泄方法

シーズコード S130011381
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 愛甲 博美
  • 柴原 隆志
技術名称 水銀捕捉剤及び体内水銀の排泄方法
技術概要 式(1)で表される中心骨格を有する2核モリブデン錯体を有効成分として含有する水銀捕捉剤を投与することによって体内に蓄積されている水銀を排泄する。特に、前記2核モリブデン錯体が、該錯体の中心骨格中のモリブデン原子に対して含硫黄アミノ酸、特に、システインが配位したものであることが好適である。前記2核モリブデン錯体は生体必須金属元素であるモリブデン原子を中心骨格の中心金属元素として有するものであり、生体に投与された場合、安全性が高い。前記水銀捕捉剤は、投与された後、体内の水銀とともに速やかに尿中に排泄される。体内への水銀の蓄積による重症筋無力症、多発性硬化症、アルツハイマー氏病、リュウマチ、膠原病などの全身病、鬱病、躁鬱病、不眠症、自律神経失調症、各種アレルギー、リンパ節症などの神経・内科病、腎臓障害などの泌尿器科病、さらには皮膚病、眼病、循環器病等さまざまな種類の疾患に対しても有効である。人以外に、食物連鎖の対象となる家畜、養殖魚貝類、或いはペット等にも対して有効である。
画像

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研究分野
  • 水銀とその化合物
  • 第6族,第7族元素の錯体
展開可能なシーズ 水銀が生体内に蓄積すると、中枢神経・内分泌器・腎臓などの器官に障害をもたらす。従って、体内に蓄積された水銀をできる限り多く取り除き、健康を回復させることが重要である。体内に蓄積された水銀の排泄には、これまでに、水銀に配位するキレート剤が有効であることが知られているが、性能的には不十分である。そこで、生体内に存在する水銀を捕捉して効率よく排泄させることが可能な水銀捕捉剤を提供することを目的とするものである。
2核モリブデン錯体を有効成分として含有する水銀捕捉剤により、生体内に存在する水銀を捕捉して効率よく安全に排泄させ、体内の蓄積量を減少させることができる。前記水銀捕捉剤は、簡便な操作により大量合成でき、安全性も高く、効率良く水銀を捕捉できるため、体内水銀の排泄以外に、例えば、蛍光灯中の水銀処理又は体温計、血圧計などの計器の廃棄時に排出される水銀の処理など、産廃に含有する水銀の処理などにも利用できる。
用途利用分野 水銀捕捉剤、解毒剤、水銀中毒治療薬、イタイイタイ病治療薬
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人加計学園, . 愛甲 博美, 柴原 隆志, . 水銀捕捉剤及び体内水銀の排泄方法. 特開2011-116700. 2011-06-16
  • A61K  31/555    
  • A61P  39/02     
  • A61P  39/04     

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