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チタン酸バリウム系蛍光物質

シーズコード S130011392
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 秋重 幸邦
技術名称 チタン酸バリウム系蛍光物質
技術概要 この蛍光物質は、ゾルゲル法によるチタン酸バリウム系結晶の前躯体ゲルにより構成されている。チタン酸バリウム系結晶とは、例えば、BaTiOやBaTiをいい、前駆体ゲルとは、結晶を得るためのゲルをいう。すなわち、焼成(セラミックス化)はもとより仮焼成(有機物等の加熱による除去)前のゲルをいい、通常は、乾燥して水分をほとんど失っているが、使用の態様により微量の水分が含まれていてもよいものとする。ゾルゲル法としては金属アルコキシドを用いる方法が挙げられる。前躯体ゲルを形成する乾燥温度は、130℃以下とする。好ましくは70℃であり、さらに好ましくは30℃である。乾燥温度が高温となるほど蛍光強度が弱くなり、乾燥温度が200℃程度となると蛍光特性は観測されなくなる。
画像

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研究分野
  • 無機化合物のルミネセンス
展開可能なシーズ チタン酸バリウム系蛍光物質に関し、特に、励起光波長に応じて発光色が変化するブロードな発光スペクトルの得られる新規な蛍光物質を提供する。この蛍光物質は、ブロードな蛍光特性を示す新規な蛍光物質を得ること。
得られた粉末を蛍光顕微鏡で観測した。水銀ランプを用いバンドパスフィルタを介して、紫外光(波長330nm~385nm)で励起したところ、緑色の蛍光発光が観測され、緑色光(波長510nm~550nm)で励起したところ、赤色の蛍光発光が観測された。60℃程度の低温合成が可能であり、希土類や遷移元素によるものと異なり非常にブロードな蛍光発光が得られる。従って、励起波長を異ならせることにより、蛍光色を異ならせることが可能となる。これを利用して、例えば、生体染色をおこなうとき、背景色に応じて発光の色を決定でき、異なった物質で二度染色する必要がなく、利便性が高い。
用途利用分野 蛍光物質
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人島根大学, . 秋重 幸邦, . チタン酸バリウム系蛍光物質. 特開2011-126985. 2011-06-30
  • C09K  11/67     
  • C09K  11/08     

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