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アレルギー性疾患のバイオマーカーおよびその利用

シーズコード S130011415
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 安東 嗣修
  • 倉石 泰
  • 中野 祐
技術名称 アレルギー性疾患のバイオマーカーおよびその利用
技術概要 本発明者らは、感作マウス皮膚と非感作マウス皮膚に対しては、マスト細胞の数の変化はみられないか、少ない一方で、感作マウス皮膚において、CD4陽性(CD4+)T細胞の数は、非感作マウス皮膚より増加することをも見出し、さらに、感作マウス皮膚でプロテアーゼ活性が非感作マウスに比べて増加することから、感作マウスを蚊唾液腺抽出物で惹起すると、セリンプロテアーゼが遊離し、またリンパ球で発現するグランザイムA、BおよびCの全てが感作マウス皮膚で増加するが、CD4+T細胞においてはグランザイムAのみ発現していることを見出した。さらに抗原刺激により誘発されるアレルギー性掻痒反応とグランザイムAの遊離の時間経過が一致し、CD4+T細胞は、非感作マウス皮膚には認められず、感作マウス皮膚でのみ認められた。アトピー性皮膚炎マウスであるNCマウスでは、痒みや皮膚炎の発生していない(SPF飼育)マウス皮膚より、痒みや皮膚炎の発生しているマウス(コンベンショナル飼育)でグランザイムAのmRNAの発現が増加していた(図9)。グランザイムAをアレルギーの診断のバイオマーカーとして使用する方法を考案し、本発明に至った。
画像

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研究分野
  • 遺伝子発現
展開可能なシーズ 難治性の掻痒性皮膚疾患の痒みには、第一選択薬として使用されている抗ヒスタミン薬が無効である場合が多く、本発明の目的は、新規な鎮痒薬を開発することである。
本発明のバイオマーカーによると、従来の抗アレルギー薬が効きにくい難治性の掻痒性皮膚疾患の指標を提供することが可能となり、当該疾患の容易かつ的確な診断をすることができる。本発明のアレルギー性疾患の診断方法によると、抗原抗体反応系に依存したものでないIV型アレルギー様な反応が存在するアレルギー疾患の診断等が可能となる。
用途利用分野 アレルギー性疾患治療薬、アレルギー診断薬
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人富山大学, . 安東 嗣修, 倉石 泰, 中野 祐, . アレルギー性疾患のバイオマーカーおよびその利用. . 2011-05-06
  • C12Q   1/68     
  • C12N  15/09     
  • G01N  33/573    
  • G01N  33/53     
  • C07K  16/40     

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