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分周回数伝送式周波数変化測定装置

シーズコード S022000150
掲載日 2003年5月26日
研究者
  • 山内 常生
研究者所属機関
  • 名古屋大学 理学研究科附属地震火山観測研究センター理学研究科
研究機関
  • 名古屋大学 大学院理学研究科附属地震火山観測研究センター
技術名称 分周回数伝送式周波数変化測定装置
技術概要 この新技術は、基準クロック発振器の周波数出力を安定させるための恒温槽を必要としない周波数変化測定装置であって、周波数分周部で被測定信号を分周して得た分周回数を分周信号に同期して伝送し、伝送された信号を周波数演算部で受信し、標準時計に同期した基準クロックに基づき、被測定信号の周波数変化を求める上記周波数変化測定装置であり、これを図によって説明すれば、構成する周波数分周部(2)は分周手段(23)と分周回数カウント手段(25)と、分周信号に同期して分周回数を周波数演算部に送るデータ伝送手段(26)から成る。周波数演算部(3)はデータ受信手段(31)と標準時計に同期した基準クロックカウント手段(37)と、これらデータの演算手段(39)からなるのもである。
画像

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従来技術、競合技術の概要 従来の周波数変化測定装置では、周波数の分解能を向上させるためゲートタイムを長くとるとゲートタイムの乱れの影響を受けて周波数の測定誤差が大きくなる。一方測定誤差を少なくしようと基準クロック発振器を用いたばあい測定中連続して装置に電源を供給しなければならない。また、従来の周波数変化測定では、変化検出部と周波数演算部の間のケーブルが長いと信号の減衰が著しい等の欠点があった。また、物理量の変化を周波数変化として測定する装置と競合はするが、分周回数を伝送する技術はまだ行われてない。
研究分野
  • 地震活動
  • 地質構造・テクトニクス
展開可能なシーズ (1)被測定信号の分周信号に同期して分周回数を周波数演算部に伝送することが出来る周波数変化測定装置
(2)分周信号が発生した時間を標準時計で測定し、周波数変化を求めることが出来る周波数変化測定装置
(3)周波数演算部を間欠的に作動させて、測定装置全体を低消費電力化を実現する周波数変化測定装置
用途利用分野 低消費電力で、野外における物理量の長期間の変形の測定や地下構造物の変形の監視と崩壊予測
鉄道・道路等の周辺部における岩盤の変形の監視と崩落の予測
高速道路や橋の橋脚の内部変形の監視と崩壊の予測
関連発表論文 (1)熊沢峰夫, 横山由紀子, 脇田宏, 田阪茂樹, 山内常生, 安藤雅孝, 伊藤潔, 佐竹洋, 松末和之. 陸域地下構造フロンティア研究報告書. 陸域地下構造フロンティア研究報告書 平成13年. 2001,p.235p.
(2)松本滋夫, 石井紘, 山内常生, 窪田亮. 超深度ボーリング孔における初期応力測定のためのオーバーコアリングシステムの開発. 東京大学地震研究所技術報告. no.6,2000,p.1‐9.
(3)池田隆司, 小村健太朗, 飯尾能久, 石井紘, 小林洋二, 西上欽也, 山内常生. 次の南海トラフ巨大地震に備えて南海トラフ地震に向けた陸域での地殻応力・歪測定. 地学雑誌. vol.110,no.4,2001,p.544‐556.
(4)石井紘, 山内常生, 松本滋夫. 東海地震その新知見4章構造探査,計測システム最新の地震・地殻変動計測システムによる地震前兆現象の検出. 月刊地球. 号外33,2001,p.188‐196.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人名古屋大学, . 山内 常生, . 周波数変化測定装置. 特開2001-281276. 2001-10-10
  • G01R  23/10     

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