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リン化合物または窒素化合物を触媒として用いた新規リビングラジカル重合法

シーズコード S130011419
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 後藤 淳
  • 福田 猛
  • 辻井 敬亘
技術名称 リン化合物または窒素化合物を触媒として用いた新規リビングラジカル重合法
技術概要 リビングラジカル重合方法のための新規な触媒である。この触媒は、窒素またはリンから選択される中心元素と、該中心元素に結合した少なくとも1つのハロゲン原子とを含む。この触媒の存在下で、ラジカル反応性不飽和結合を有するモノマーをラジカル重合反応させることにより、分子量分布の狭いポリマーを得ることができ、リビングラジカル重合のコストを劇的に低減することができる。この触媒は、低毒性、低使用量、高溶解性、温和な反応条件、無着色・無臭(成形品の後処理が不要)などの利点を有し、従来のリビングラジカル重合方法に比べて格段に環境に優しく経済性に優れる。
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研究分野
  • 重合触媒,重合開始剤
展開可能なシーズ 従来技術の各種触媒に関する技術常識によれば、周期表の第2周期および第3周期に位置する典型元素は少数の電子および電子軌道しか有さず、触媒化合物に用いることは不利であり、これらの典型元素を用いた化合物に触媒作用は期待できないと考えられていた。そこで、リビングラジカル重合のための高い活性を有する新規な触媒およびこの触媒を用いた重合法を提供する。
この触媒を用いたリビングラジカル重合方法によれば、分子量分布の狭いポリマーが得られる。例えば、反応材料の配合や反応条件を適切に選択することにより、重合平均分子量Mwと数平均分子量Mnとの比Mw/Mnが1.5以下のポリマーを得ることが可能であり、さらに反応材料配合および反応条件を適切に選択することにより、Mw/Mnが1.4以下、1.3以下、1.2以下、さらには1.1以下のポリマーを得ることが可能となる。リビングラジカル重合方法により得られるポリマーは、また、ポリマー中に残存する触媒量が少ないという点においても各種用途に有利に使用可能である。
用途利用分野 リビングラジカル重合触媒
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人京都大学, . 後藤 淳, 福田 猛, 辻井 敬亘, . リン化合物または窒素化合物を触媒として用いた新規リビングラジカル重合法. . 2010-08-05
  • C08F   4/00     
  • C08F 293/00     

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