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目的遺伝子を染色体外で高度に増幅させるためのベクターおよびその利用

シーズコード S130011432
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 清水 典明
技術名称 目的遺伝子を染色体外で高度に増幅させるためのベクターおよびその利用
技術概要 本実施例で使用する本発明のベクターはDHFR遺伝子座由来のIRとMARとを持つプラスミド(pSFV dhfr)を基に構築した。上記した2つのプラスミドDNAをそれぞれAse IとMlu Iの2種類の制限酵素で同時切断することにより直鎖状DNAを得た。この直鎖状DNAと、Ase I切断部位を有する大過剰モル数のヘアピン構造をした合成オリゴヌクレオチドとを混合し、Ligation high Kit(東洋紡社製)を用いてライゲーションを行った。このライゲーション産物を「両側ヘアピンDNA」と称し、これをさらにMlu Iで消化したDNAを「片側ヘアピンDNA」とした。ヘアピン構造をとるオリゴヌクレオチドの合成はDNA合成受託業者に受注した。本実施例に用いたヘアピンオリゴヌクレオチドの配列を配列列番号1(taatatgctgcactgacgtcagtgcagcatat)に示した。これらのプラスミドの構造については図1、その構築方法については図2を参照のこと。
画像

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研究分野
  • 遺伝子発現
展開可能なシーズ 目的遺伝子を含むベクターをDMの形態で増幅させる方法は現在までに分かっていなかった。そこで本発明は、目的遺伝子を含むベクターをDMの形態で、すなわち宿主細胞の染色体外で増幅させることを目的としている。より具体的には、宿主細胞の染色体外で増幅するベクターDNAの開発、および当該ベクターを用いた目的遺伝子の増幅方法を提供することを目的としている。
本発明によれば、目的遺伝子をDMの形態、すなわち染色体外で増幅させることができる。そのため、宿主細胞に組み込まれたHSRの形態で増幅する場合と異なり、目的遺伝子の増幅に伴い、得られる目的タンパク質の量も増加するというメリットを享受できる。したがって本発明は、従来の高度遺伝子増幅系の問題点を克服した、目的タンパク質の大量生産系を樹立することができるという効果を奏する。
用途利用分野 医薬品、化学品、食品、化粧品、繊維
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人広島大学, . 清水 典明, . 目的遺伝子を染色体外で高度に増幅させるためのベクターおよびその利用. . 2011-02-17
  • C12N  15/09     
  • C12N   5/10     

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