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高張電解質溶液による生体組織の脱細胞化処理方法

シーズコード S130011516
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 榊原 俊介
  • 橋川 和信
  • 石田 泰久
  • 寺師 浩人
  • 田原 真也
技術名称 高張電解質溶液による生体組織の脱細胞化処理方法
技術概要 生体組織の脱細胞化方法は、採取した生体組織を、凍結融解処理を行わないで、高張電解質溶液で処理し、高張電解質溶液処理後の生体組織を等張電解質溶液で処理する。ここに、高張電解質溶液は、高張塩化ナトリウム溶液または高張塩化マグネシウム溶液で、0.5~2.5Mであり、採取した生体組織が、神経組織、血管組織または皮膚組織である。この脱細胞化方法により脱細胞化された、脱細胞化生体組織スキャホールドが形成され、この脱細胞化生体組織スキャホールドを担体として調製されて生体組織再生材料が得られ、この生体組織再生材料は、人工神経用、人工血管用または人工皮膚用の再生材料である。
画像

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研究分野
  • 細胞・組織培養法
  • 医療用機器装置
  • 生体代行装置
展開可能なシーズ 脱細胞化には大きく界面活性剤を用いる方法と凍結融解を繰り返す方法とがあるが、細胞に有害な化学物質を用いること、脱細胞化効率に乏しく、残存する細胞残骸が拒絶反応を引き起こす等の問題がある。そこで、細胞毒性のある化学物質を使用することなく、採取した生体組織からより効果的に脱細胞化処理する方法、脱細胞化生体組織スキャホールド及び生体組織再生材料を提供する。
細胞毒性のある化学物質を使用することなく、また凍結融解処理を行うことなく、効果的に脱細胞化することができる。これにより、脱細胞化処理の際の生体組織に与える化学的、物理的損傷を最小限に抑えながら、効果的に脱細胞化処理を行うことができる。また、組織学的な互換性、吸収性、膜の透過性、細胞を保持できる等の優れた脱細胞化生体組織スキャホールドを得ることができる。また、得られた脱細胞化生体組織スキャホールドを用いることで、バイオマテリアルでは再現が困難であった三次元構造からなる人工組織を得ることができる。
用途利用分野 生体組織脱細胞化処理装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人神戸大学, . 榊原 俊介, 橋川 和信, 石田 泰久, 寺師 浩人, 田原 真也, . 高張電解質溶液による生体組織の脱細胞化処理方法. 特開2010-221012. 2010-10-07
  • A61L  27/00     
  • A61K  35/30     
  • A61K  35/44     
  • A61K  35/36     
  • A61P  43/00     
  • C12N   5/077    
  • C12N   5/079    

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