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pH応答性薬物徐放担体とその製造方法

シーズコード S130011553
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 岡元 孝二
  • 三宅 雅人
  • 古田 雅一
技術名称 pH応答性薬物徐放担体とその製造方法
技術概要 薬剤を必要な時に必要な場所で必要な量だけ作用させることを目的とするドラッグデリバリーシステムは、薬剤の作用効率、副作用防止上重要である。薬剤の投与形態のうち経口投与は高利便性のため汎用されているが、消化管内での薬剤放出の制御、消化酵素からの保護等から小腸で分解、吸収される特性の担体が必要である。本発明者らは生体高分子エラスチンの担体性に着目し、N-アシル水溶性エラスチンのコアセルベート液滴へのγ線照射によりナノ粒子を作製した。このナノ粒子についてpH1.2および7.4の条件下で粒径測定および色素徐放試験を行った結果、N-アシル水溶性エラスチンのナノ粒子から成り、pH変化に応答して薬物放出を調節するpH応答性薬物徐放担体を開発、製造した。実施例として色素徐放試験を行い担体性能を確証した。
画像

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研究分野
  • 生物薬剤学(基礎)
展開可能なシーズ pH依存性の、胃では分解されず小腸に達し、小腸では分解されて薬物が放出・吸収される性質、または分解する前に小腸に吸収される性質を持つpH応答性薬物徐放担体を提供すること。
薬剤の経口投与は患者に苦痛を与えず、且つ通常の感覚で投与できる利便性が高い投与方法である。本発明のpH応答性薬物徐放担体は滅菌ナノ粒子の作製方法等を活かした担体で、経口投与可能であるため、患者のQOLの向上や経済性の面からも医療分野に多大の貢献ができる。経口投与以外の注射、経皮等の投与法にも適用できる。
用途利用分野 pH応答性薬物徐放担体
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人九州工業大学, . 岡元 孝二, 三宅 雅人, 古田 雅一, . pH応答性薬物徐放担体とその製造方法. 特開2011-184364. 2011-09-22
  • A61K   9/51     
  • A61K  47/42     
  • A61K   9/14     

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