TOP > 技術シーズ検索 > 荷電粒子線医療におけるミュオン・モニタリング・システム

荷電粒子線医療におけるミュオン・モニタリング・システム

シーズコード S130011565
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 永嶺 謙忠
技術名称 荷電粒子線医療におけるミュオン・モニタリング・システム
技術概要 加速器によって加速された高エネルギー荷電粒子ビームを人体に照射して、粒子線治療を行う粒子線医療におけるミュオン・モニタリング・システム1aである。人体に照射された高エネルギー荷電粒子ビームパルスのブラッグピーク位置に対応するように配置され、高エネルギー粒子ビームパルスに起因して生成された各粒子、各放射線のうち、ブラッグピーク位置に対応する位置で停止したミュオンの崩壊で放出される遅延陽電子を選択的に遮蔽体3で通過させ、指定された方向からの陽電子を検出する複数の陽電子カウンターを持ち、ブラッグピーク位置に対応するように配置されて、各陽電子カウンター毎に、遮蔽体3を通過した遅延陽電子を陽電子検出器5で検出する。そして、高エネルギー粒子ビームパルスの照射が完了してから、所定時間だけ遅れたタイミングで、所定幅の遅延信号を生成し、この遅延信号を生成している間、陽電子検出器5を動作させて、遅延陽電子を検出させる処理、陽電子検出器5を所定回数動作させて得られた検出結果を解析し、ミュエスアール信号を生成する処理を制御/解析装置7で行う。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2010-045774.gif
研究分野
  • 医療用機器装置
  • 電子ビーム,イオンビーム
展開可能なシーズ 現在、がん治療方法の1つとして、陽子や重イオンなどの高エネルギー荷電粒子線を利用した放射線医療が実用化されており、粒子線治療効果をその場で的確にモニターする必要がある。しかしながら、従来のモニター装置では、観測結果が得られるまでに時間がかかりすぎること、観測される原子核の位置が陽子などが静止寸前に起こるブラッグピーク位置から大きくずれてしまうこと等の問題があった。そこで、粒子線治療の効果を正確に把握させることができる粒子線医療におけるミュオン・モニタリング・システムを提供する。
荷電粒子線パルスの照射に起因して、人体内から放出される遅延陽電子を位置選択的、時間選択的に測定させることができ、これによって荷電粒子線パルスのブラッグピーク位置に静止した正ミュオンのミュエスアール信号を得て、粒子線治療の効果を正確に把握させることができる。
用途利用分野 ミュオン・モニタリング・システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構, . 永嶺 謙忠, . 荷電粒子線医療におけるミュオン・モニタリング・システム. 特開2011-177391. 2011-09-15
  • A61N   5/10     

PAGE TOP