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突然変異養殖魚

シーズコード S130011593
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 岡本 裕之
技術名称 突然変異養殖魚
技術概要 アマゴ雌成魚を水産用麻酔剤FA-100(オイゲノール、田辺製薬社製)で、麻酔した後、腹部を指で圧迫して未受精卵を採取した。調製したENU溶液を、ENUがアマゴ体重に対して70~100mg/kgとなるように、注射投与によってアマゴの腹腔に導入した。注射投与は週に1回の間隔で、3~4回行った。ENUを導入したアマゴ雄成魚を水産用麻酔剤FA-100(オイゲノール、田辺製薬社製)で、麻酔した後、腹部を指で圧迫して精子を採取した。この精子を用い、乾導法によって受精卵を得た。得られた受精卵約2000-5000粒を、ザルに入れた状態で調温水が入ったふ化槽(約11.5℃)に入れ、エアレーションしながら遮光、流水条件下で発生させた。その結果、いずれの導入条件でENUを導入した場合でも、1~5尾のアルビノに変異したアマゴが得られた。変異導入率が0.3~0.4%と高く、実験用の小型魚類(メダカ)の個体浸漬法における総突然変異導入率(孵化前の眼球形成期での変異率)である、0.4%と同等の高い効率を示すことが確認された。孵化直後のアルビノに変異したアマゴ(非モザイク個体)を図1に示す。
画像

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研究分野
  • 魚類
展開可能なシーズ 本発明は化学物質を導入することにより作出される突然変異養殖魚を提供することを目的とする。また、該突然変異養殖魚を作出する方法の提供を目的とする。
本発明によって、突然変異養殖魚を恒常的に作出することが可能となった。本発明の突然変異養殖魚の作出は、化学物質の導入によるものであり、養殖魚のゲノム構造に重大な変化を起こさない一方で、一塩基のみの置換等の適度な変異を起こすことから、有用な突然変異養殖魚の作出を目的として幅広く利用できる。
用途利用分野 突然変異養殖魚、突然変異養殖魚のゲノム及び精子のライブラリー
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人水産研究・教育機構, . 岡本 裕之, . 突然変異養殖魚. 特開2011-223884. 2011-11-10
  • A01K  67/027    

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