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磁場応答性リポソーム及び磁場応答性薬剤放出システム

シーズコード S130011611
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 河野 健司
  • 改田 知宏
  • 片桐 清文
  • 今井 雄治
  • 青島 貞人
  • 森田 勇人
  • 佐藤 充則
技術名称 磁場応答性リポソーム及び磁場応答性薬剤放出システム
技術概要 本発明は、磁性ナノ粒子を、温度感受性リポソームのリポソーム膜に保持してなることを特徴とする磁場応答性リポソームを提供するものであり、また、該磁場応答性リポソームと薬剤とからなる磁場応答性薬剤放出システムを提供するものである。本発明の温度感受性リポソームは、感熱応答性部分と疎水性部分とを有する温度感受性高分子化合物を、少なくともその疎水性部分を介してリポソーム膜に保持してなるものが好ましい。本発明の温度感受性高分子としては図1の化学式で表される化合物が挙げられる。(R1は重合開始剤由来の基であり、R4は水素原子及び炭素数1~10のアルコキシ基から選択される重合停止剤由来の基である。mは5~500、nは1~10であり、R2は炭素数1~8のアルキル基、ハロゲン化アルキル基、アルデヒド基などや炭素数7~14のアラルキル基である。R3は炭素数4~30の炭化水素基であり、yは0~4である。)本発明の磁場応答性リポソームは、体内に投与された後に交流磁場を印加すると、磁性ナノ粒子が発熱し、温度感受性リポソームの温度感受性高分子の崩壊温度に到達して、内容物の薬剤を放出することができるものである。
画像

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研究分野
  • 製剤一般
展開可能なシーズ 本発明の目的は、温度感受性リポソームと磁性ナノ粒子とを含み、該磁性ナノ粒子を該温度感受性リポソームのリポソーム膜に保持してなることを特徴とする磁場応答性リポソームを提供することであり、上記の磁場応答性リポソームと薬剤とからなる磁場応答性薬剤放出システムも提供することである。
本発明の磁場応答性リポソームは、温度感受性リポソームの膜に磁性ナノ粒子を保持してなるので、体内に投与された後に交流磁場を印加すると、磁性ナノ粒子が発熱し、温度感受性リポソームの崩壊温度に到達して、内容物である薬剤などを放出することができる。本発明の磁場応答性リポソームは、リポソーム周囲の温度はあまり上昇させないので、温度上昇による意図しない体組織の損傷を防いで、リポソームから内容物を放出させることができる。また、磁場は体の深部まで到達できるので、レーザ照射などの直接加熱により温度感受性リポソームの温度を上昇させることが困難な体の深部にリポソームにより薬物を送達しようとする場合に好適である。
用途利用分野 磁場応答性リポソーム、磁場応答性リポソーム製造システム、磁場応答性薬剤放出システム、ドラッグデリバリーシステム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 公立大学法人大阪府立大学, . 河野 健司, 改田 知宏, 片桐 清文, 今井 雄治, 青島 貞人, 森田 勇人, 佐藤 充則, . 磁場応答性リポソーム及び磁場応答性薬剤放出システム. 特開2011-231021. 2011-11-17
  • A61K   9/127    
  • A61K  47/02     
  • G01R  33/28     
  • A61B   5/055    

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