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分離生殖細胞の移植による生殖細胞系列への分化誘導法における生着能の向上

シーズコード S130011612
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 吉崎 悟朗
  • 識名 信也
  • 竹内 裕
  • 矢澤 良輔
技術名称 分離生殖細胞の移植による生殖細胞系列への分化誘導法における生着能の向上
技術概要 魚類の精巣をタンパク質分解酵素処理により分散(解離)した後、分散(解離)した細胞を培養容器中において、生殖細胞が培養容器にゆるく接着までの短期間培養することによって、トリプシン処理による精巣の分散(解離)処理で一旦分解された膜タンパク質が修復され、かつ、活性化することが見出された。本発明においては、かかる短期間の培養により膜タンパク質が修復され、活性化された生殖細胞を培養器(ディッシュ)から、細胞への傷害がほとんど無い状態で、すなわち、膜タンパク質の修復と活性化を維持した状態で回収し、該生殖細胞を宿主魚類の腹腔内へ移植することにより、生殖細胞の宿主魚類生殖腺への生着率が大幅に増大することが見出された。本発明の宿主魚類生殖腺への生着能を向上した分離生殖細胞の生殖細胞系列への分化誘導方法は、宿主魚類と、該宿主魚類とは異系統又は異種の魚類の分離生殖細胞を宿主魚類に移植して、生殖細胞系列への分化誘導を行う代理親魚養殖等に適用できる。例えば、宿主魚類として、ニジマスのようなサケ科魚類、ニベ、及びサバ科魚類等の宿主魚類を用い、異種の魚類として、マグロのような魚類を用いて行える。
画像

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研究分野
  • 増養殖の技術
展開可能なシーズ 本発明の課題は、宿主魚類を用い、宿主魚類とは異系統又は異種の魚類の分離生殖細胞を宿主魚類に移植して生殖細胞系列への分化誘導を行う代理親魚養殖等において、移植した生殖細胞の宿主生殖腺への生着能を向上させて、分離生殖細胞の移植による生殖細胞系列への分化誘導方法における移植効率を増大する方法を提供することにある。
本発明の生殖細胞系列への分化誘導方法は、宿主魚類を用い、宿主魚類とは異系統又は異種の魚類の分離生殖細胞を宿主魚類に移植して生殖細胞系列への分化誘導を行う代理親魚養殖等に、有効に適用することができ、親魚養成が困難な大型魚種の稚魚を、飼育が容易な魚種に生産させるような代理親魚養殖に有効に適用することができる。
用途利用分野 養殖マグロ、高効率養殖システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人東京海洋大学, . 吉崎 悟朗, 識名 信也, 竹内 裕, 矢澤 良輔, . 分離生殖細胞の移植による生殖細胞系列への分化誘導法における生着能の向上. 特開2011-200169. 2011-10-13
  • A01K  67/02     
  • C12N   5/071    

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