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レチノイン酸受容体リガンドによるインスリン抵抗性改善作用

シーズコード S130011655
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 汐田 剛史
  • 土谷 博之
技術名称 レチノイン酸受容体リガンドによるインスリン抵抗性改善作用
技術概要 本発明は、メタボリックシンドロームや、高血圧、肥満、高脂血症、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)などのさまざまな疾患の基礎病態であるインスリン抵抗性を改善するために、レチノイドを含有した該疾患診断剤を提供するものであり、該疾患におけるインスリン改善効果が認められたレチノイドを含有する治療医薬を提供するものである。図1に、典型的なレチノイドの種類および分子構造を示した。本発明で使用するレチノイドとしては、レチノール、レチナール、およびレチノイン酸、からなる群から選ばれる1種以上の化合物、またはその化合物の誘導体を含む。レチノイン酸としては、ATRA(全トランス型レチノイン酸)が好ましい。本発明では、インスリン抵抗性、体重増加などのさまざまな疾患の病態に対する、レチノイドの投与効果を調査した結果を提示した。図2には、NAFLDモデルマウスを使用して、インスリン抵抗性(A,空腹時血糖値;B,空腹時血清インスリン濃度;C,インスリン抵抗性指数(HOMA‐IR)を調査した結果を提示した。結果は、NAFLDモデルマウスにATRA添加食を与えることで、インスリン抵抗性が改善できることを示した。
画像

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研究分野
  • 糖質代謝作用薬の基礎研究
展開可能なシーズ 本発明の目的は、インスリン抵抗性または肝疾患のメカニズムを解明し、レチノイドを生体に投与した場合の効果を明らかにする評価方法を提供することであり、メタボリックシンドロームや、高血圧、肥満、高脂血症、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)などのさまざまな疾患の基礎病態であるインスリン抵抗性を改善するためのレチノイドを含有する新規の薬剤を提供することを目的とする。
本発明によれば、インスリン抵抗性にたいする改善機能が明らかにされたレチノイドを含有する薬剤を使用した非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)またはインスリン抵抗性の有効な診断薬が提供でき、この診断薬を用いれば、非アルコール性脂肪肝疾患またはインスリン抵抗性の診断を行なうことが可能である。また、インスリン抵抗性およびレプチン抵抗性の改善効果が確認されたレチノイドを含有する該疾患に対する治療医薬が提供できる。
用途利用分野 インスリン抵抗性診断剤、インスリン抵抗性改善剤、インスリン抵抗性治療医薬、レプチン抵抗性治療医薬
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人鳥取大学, . 汐田 剛史, 土谷 博之, . レチノイン酸受容体リガンドによるインスリン抵抗性改善作用. 特開2011-219439. 2011-11-04
  • A61K  31/07     
  • A61P   1/16     
  • A61P   3/06     
  • A61P   3/10     
  • A61K  31/203    
  • A61P  35/00     
  • A61P   9/12     
  • A61P   9/10     
  • A61P   3/04     

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