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生物忌避性複合体およびそれの製造方法

シーズコード S130011668
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 坪川 紀夫
  • 皆川 真人
  • 小川 久朗
技術名称 生物忌避性複合体およびそれの製造方法
技術概要 本発明は、層状複水酸化物の溶液と陰イオン化した生物忌避剤をインターカレートした層状複水酸化物の溶液を混合することからなる生物忌避性複合体の製造方法を提供するものであり、該製造方法による生物忌避性複合体を提供するものである。本発明で使用する層状複水酸化物としては、[M2+1‐x3+(OH)][An-x/n・yHO]の化学式で表されるものであり、陰イオン性粘土とか、ハイドロタルサイト様化合物と呼ばれる物質である。式中、M2+は、Mgなどの2価金属イオンを、M3+はAlなどの3価金属イオンを表す。An-は、NO、Clなどのn価の陰イオンを表す。xは0超、1未満の数を表し、nは陰イオンの価数を表し、yは水和水の数を表す。本発明の生物忌避剤としては、カプサイシンなどの生物忌避効果が認められるもので、層状複水酸化物へのインターカレートの際に陰イオン化できるものであれば使用することができる。
画像

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研究分野
  • 製剤一般
  • 害虫に対する農薬
展開可能なシーズ 本発明の目的は、徐放性および安定性に優れ、樹脂や溶媒等に均一に分散でき、分散された材料の機械的強度等を低下させない、生物忌避性複合体およびそれの製造方法を提供することである。
本発明によれば、生物忌避剤の樹脂に対する分散性が改良でき、添加による樹脂材料の強度の低下が抑えることができ、また、溶剤(塗料)に対する分散性が改良できるので、相分離を起しにくく、乾燥塗膜の強度、密着性に優れたものとなる。また、本発明の生物忌避性複合体は、生物忌避剤の徐放性および安定性に優れており、有害生物に対する忌避効果が長期間持続可能になる。本発明の生物忌避性複合体は、本発明の製造方法である、共沈法、再構築法またはイオン交換法によって容易に製造することができる。特に共沈法によれば、層状複水酸化物にインターカレートする生物忌避剤の量を多くすることができる。本発明の生物忌避性複合体により、貝類または甲殻類が船体、護岸、水路などに付着するのを防止できる。
用途利用分野 生物忌避性複合体、生物忌避性複合体製造システム、生物忌避性樹脂成形物、生物忌避性塗料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 新潟大学, 株式会社双葉マテリアル, 株式会社 ナフタック, . 坪川 紀夫, 皆川 真人, 小川 久朗, . 生物忌避性複合体およびそれの製造方法. 特開2010-280655. 2010-12-16
  • A01N  25/00     
  • A01P  17/00     
  • A01N  25/08     
  • A01N  37/18     
  • C09D   7/12     
  • C09D   5/14     
  • C01B  33/40     

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