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水素吸蔵材及びその製造方法

シーズコード S130011684
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 井上 修平
  • 松村 幸彦
技術名称 水素吸蔵材及びその製造方法
技術概要 図1の模式図に示すように、水素吸蔵材1は、水素吸蔵合金10とCNT20とから構成され、CNT20が水素吸蔵合金10の表面に結合している。尚、CNT20は、合成方法によっては複数本が束になって合成されて水素吸蔵合金10の表面に結合している。水素吸蔵合金とCNTとの接触熱抵抗が小さいこと、及び、CNTの長手方向の一端が水素吸蔵合金に結合しており、CNTは長さ方向に対する伝熱性が優れる特性を有することから、水素吸蔵材は優れた伝熱性を有する。そして、この水素吸蔵材は、加熱雰囲気下に水素吸蔵合金を配置するとともに炭素源ガスを供給し、化学的気相合成法により前記水素吸蔵合金の表面からCNTを成長させ、前記CNTの長さ方向の一端が前記水素吸蔵合金の表面に結合させることで得られる。尚、前記カーボンナノチューブが単層カーボンナノチューブであってもよい。前記水素吸蔵合金がチタン-マンガン合金、ランタン-ニッケル合金、ランタン-ニッケル-コバルト合金、及び、ジルコニア-鉄合金から選択される一種以上であってもよい。
画像

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研究分野
  • 金属組織学
  • 炭素とその化合物
  • ガス化学工業
展開可能なシーズ 地球温暖化の問題等から次世代エネルギーの一つとしてクリーンで持続性の高い水素エネルギーが注目されている。水素エネルギーを活用するためには、水素の貯蔵技術が重要である。水素を吸蔵可能な物質として、水素吸蔵合金が知られている。水素吸蔵合金は水素を吸蔵させる際には、発熱反応を伴い水素吸蔵合金の温度を下げる必要がある。一方、水素を放出させる際には、吸熱反応を伴うので水素吸蔵合金の温度を上げる必要がある。水素吸蔵合金を用いた水素エネルギーの実用化のためには、短時間で水素を吸蔵させること、短時間で水素を放出させることが要求されることから、伝熱性に優れる水素吸蔵材が求められている。本発明は、伝熱性に優れる水素吸蔵材及びその製造方法を提供することを目的にする。
カーボンナノチューブ(CT)が水素吸蔵合金に直接結合し、伝熱性が優れる特性を有することから、水素吸蔵材は優れた伝熱性を有する。水素吸蔵材は優れた伝熱性を備えるため、速やかな水素の吸蔵及び放出が可能である。したがって、水素エネルギーを利用可能な水素エンジン自動車等、種々の分野に利用可能である。
用途利用分野 水素吸蔵合金、水素エネルギー吸蔵装置、水素吸蔵合金製造装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人広島大学, . 井上 修平, 松村 幸彦, . 水素吸蔵材及びその製造方法. 特開2011-255314. 2011-12-22
  • B01J  20/02     
  • C01B   3/00     
  • C01B  31/02     
  • B01J  20/30     
  • C22C  14/00     
  • C22C  16/00     
  • C22C  28/00     

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