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新規ピシウム菌

シーズコード S130011734
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 東條 元昭
  • 小林 咲麗
  • 柿嶌 眞
  • 埋橋 志穂美
技術名称 新規ピシウム菌
技術概要 長野県上田市の畑土壌、福岡県福岡市のツゲ繁殖地の土壌及び大阪府の畑土壌の3つの土壌からピシウム菌を分離した。これらの土壌から、菌を捕捉するための基(捕捉基質)としてピーマンの種子、キュウリの種子及びジャガイモ(芋)を用いた捕捉法によりそれぞれピシウム菌を分離した。捕捉基質を埋め込み、20~30℃で24~48時間培養後、土壌から捕捉基質を取り出し洗浄後、乾燥した。この捕捉基質を水寒天培地上で培養し、増殖した菌糸を分離した。分離した菌は、コーンミール寒天培地で培養した。3つの土壌から分離された菌株についてそれぞれ遺伝子解析を行った。3つの菌株のITS領域の塩基配列は全く同じであった。5.8SrITS領域の塩基配列について、既報のピシウム・ナン標準菌の塩基配列と98.6%同一であった。病原性ピシウム属菌への拮抗性としてキュウリ苗立枯病の抑制効果を調べた。非病原菌としてピシウム・ナンUZ041株とUZ415株を、病原菌としてピシウム・ウルティマムのOPU774株を用いた。ピシウム・ナン処理区の播種4日後では、健全個体数がピシウム・ウルティマムのみの接種区と比べて有意に(P<0.05)多かった。
画像

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研究分野
  • 菌類による植物病害
展開可能なシーズ 本発明は病原性ピシウム菌に対して拮抗性を有する新規なピシウム菌を提供し、当該ピシウム菌を用いて苗立枯病に代表される各種植物病害を防除することを目的としている。
本発明によると農薬などの化学物質による防除が困難な苗立枯病など植物病害の防除が図られる
用途利用分野 植物病害防除剤、野菜類、イモ類
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 公立大学法人大阪府立大学, . 東條 元昭, 小林 咲麗, 柿嶌 眞, 埋橋 志穂美, . 新規ピシウム菌. 特開2012-005426. 2012-01-12
  • C12N   1/14     
  • C12N  15/09     
  • A01N  63/00     
  • A01P   3/00     
  • A01G   7/00     

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