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中性子ミラーの製造方法及び中性子ミラー

シーズコード S130011740
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 日野 正裕
  • 北口 雅暁
  • 川端 祐司
技術名称 中性子ミラーの製造方法及び中性子ミラー
技術概要 中性子ミラー1は、屈折率の異なる2種類の物質(例えばNiC(ニッケルカーボン)とTi(チタン))の薄膜層から成る対層を積層した多層膜2と、この多層膜2の一方の端面に接着剤3を介して接着された補強部材4から構成されている。図における上面が中性子ミラー1の反射面となる。各対層は、中性子に対する高屈折率物質(NiC)が反射面側、低屈折率物質(Ti)が補強部材4側に位置するように積層されている。多層膜2は、対層の周期(d1、d2、d3…)が、反射面側から補強部材側に向かって徐々に小さくなるように構成されている。補強部材4を多層膜2から取り外す場合には、容易に取り外すことができるような接着剤3を用いて接着する。中性子ミラー1は、平板状の基板の上に蒸着やスパッタリングにより低屈折率物質と高屈折率物質を交互に成膜することで多層膜2を形成し、前記多層膜2の上に補強部材4を接着した後、多層膜2が基板から剥がれるきっかけとなる剥離誘因部を基板に形成し、多層膜2を補強部材4と共に基板から剥がすことにより得られる。
画像

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研究分野
  • 素粒子・核実験用粒子発生装置
展開可能なシーズ 反射率の低下を招くことなく容易に曲面状の反射面を得ることができる中性子ミラーの製造方法及び中性子ミラーを提供する。
この中性子ミラーは、平板状の基板に多層膜を形成するため、均一な多層膜構造を得ることができ、反射率の低下を抑えることができる。また、基板に多層膜を形成した後、基板に剥離誘因部を形成したため、基板から容易に多層膜を剥がすことができる。さらに、多層膜から基板が取り除かれるため、多層膜を湾曲させたり任意の曲面に貼り付けたりすることにより、任意の曲面の反射面を有する中性子ミラーを得ることができる。
用途利用分野 中性子ミラー、中性子導管、中性子アナライザ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人京都大学, . 日野 正裕, 北口 雅暁, 川端 祐司, . 中性子ミラーの製造方法及び中性子ミラー. 特開2011-247825. 2011-12-08
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