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培養脂肪細胞

シーズコード S130011773
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 船木 真理
技術名称 培養脂肪細胞
技術概要 3T3-L1線維芽細胞が10%CSが添加されたDMEM培地で2日間培養される。培養細胞をソフトゲルに撒き、48時間培養する。培養培地は、DMEM培地に10%FBS、0.5mMIBMX、1μMデキサメタゾン、1.7μMインスリンを含んでいる。その後、培養細胞を10%FBSを含有するDMEM培地で7-9日間培養する。その間、培地は毎日交換した。400mMパルミチン酸を含有する培地と含有しない培地を用いて、24時間の培養を行い、結果を比較した。図4に示されるように、細胞支持基盤(ゲル)の弾性が250Paの場合に、脂肪細胞のトリグリセライド蓄積量が顕著に高いことを見出した。3T3-L1脂肪細胞における、パルミチン酸の添加の有無による効果は、ゲル(細胞外マトリックス基盤)の硬さが250Paと750Paで変化すると、遺伝子発現が影響を受けることが示された。、本発明の肥大した脂肪細胞においては、細胞支持基盤の硬さとパルミチン酸の添加の有無に影響され、アディポサイトカイン類の分泌変化が生じることが明らかとなった。肥大した脂肪細胞から、インスリン抵抗性の発症メカニズムの一部が確認できた。
画像

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研究分野
  • 生物学的機能
展開可能なシーズ 本発明は、飽和脂肪酸の存在下においても、内分泌機能異常を示さない新たな肥大化した脂肪細胞を提供することを目的とする。更にはこれらの脂肪細胞を用いて、インスリン抵抗性のメカニズムを解明すると共に、新たな糖尿病治療薬のスクリーニング方法を提供することを目的とする。
本発明の脂肪細胞は、肥大化しているものの、内分泌機能は肥大化する前の脂肪細胞と同じ程度に維持されていると言う特徴をもった脂肪細胞である。本発明の脂肪細胞は、飽和脂肪酸の存在下でもインスリン感受性亢進因子(アディポネクチン等)を持続的に分泌できることから、糖尿病の病態生理の解明のターゲット細胞として重要であり、本発明の脂肪細胞を用いて解明された病態生理のメカニズムから、新たな糖尿病治療薬のスクリーニングの試剤として有用である。
用途利用分野 糖糖尿病治療、糖尿病予防剤、糖尿病進行抑制剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人徳島大学, . 船木 真理, . 培養脂肪細胞. 特開2012-010600. 2012-01-19
  • C12N   5/077    

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