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1,2-ジクロロエタンをエチレンに無毒化するジオバクター属細菌

シーズコード S130011786
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 吉田 奈央子
  • 朝日 教智
  • 片山 新太
技術名称 1,2-ジクロロエタンをエチレンに無毒化するジオバクター属細菌
技術概要 本発明のジオバクター属細菌は、嫌気的脱塩素化反応により1,2-ジクロロエタン(1,2-DCA)をエチレンに分解する。1,2-DCAを電子受容体として利用できること、によって特徴付けられる。これらの特性を備えることから、本発明のジオバクター属細菌は1,2-DCAの無毒化に有用である。1,2-DCAを含む有機塩素化合物で汚染された河川堆積物に1,2-DCAを添加し嫌気的に10日間培養した結果、培養物気相中の1,2-DCAは消失し、脱塩素化産物としてエチレンが検出された。さらなる集積を目的として、AY-A培地に植え継ぎ、再び10日間培養したところ、1,2-DCAのエチレンへの脱塩素化活性が維持された。本培養物について、培養物気相の1,2-DCAが消失したら、新しいバイアル瓶に同様に植え継ぐことを10回以上繰り返した。採取した20コロニーのうち1コロニーが1,2-DCAをエチレンに脱塩素化した。このコロニー培養物をAY寒天培地を用いてさらに培養した。本培養物は単一の1,2-DCA脱塩素化細菌からなる純粋培養物とみなし、AY株とした。図1に、AY株による1,2-DCA脱塩素化の様子を示す。
画像

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研究分野
  • 下水,廃水の生物学的処理
展開可能なシーズ 本発明は1,2-DCAを無毒化できる新規微生物を提供することを目的とする。また、当該微生物の用途を提供することを目的とする。更には、1,2-DCAを無毒化する酵素及びその遺伝子並びにそれらの用途を提供することも目的とする。
本発明のジオバクター属細菌は嫌気的脱塩素化によって1,2-DCAをエチレンに分解する。従って、1,2-DCAで汚染された汚染物(河川水、地下水、排水、土壌など)の浄化(バイオレメディエーション)に有用である。
用途利用分野 汚染物浄化剤、塩素化エチレン分解剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人名古屋大学, 名古屋市, . 吉田 奈央子, 朝日 教智, 片山 新太, . 1,2-ジクロロエタンをエチレンに無毒化するジオバクター属細菌. 特開2012-034620. 2012-02-23
  • C12N   1/20     
  • C12N   9/02     
  • C12N   1/00     
  • A62D   3/02     
  • C12R   1/01     
  • A62D 101/22     

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