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エストロゲン関連疾患の判定方法

シーズコード S130011864
掲載日 2013年6月7日
研究者
  • 水上 洋一
技術名称 エストロゲン関連疾患の判定方法
技術概要 正常検体100例及びヒト子宮筋腫71例、乳がん25例の検体から、ゲノムDNAを抽出し、HRM法によりGPR30のORFに存在する変異を検出した。野生型及び2種の変異型GPR30(14C>T、47C>T)とエストロゲン関連疾患との関連性を調べるため、組織培養E-プレート上のヒト子宮頸がん由来細胞HeLa細胞に野生型又は変異型GPR30発現ベクターをトランスフェクションし、エストロゲン100nM存在下の細胞の増殖を測定した(図1)。グラフ縦軸はCell impedance(細胞増殖の指標)を、横軸は経過時間を表す。本実験のヒト子宮頸がん由来HeLa細胞は癌細胞由来であるため、対照(control)では細胞が増加するが、野生型GPR30の過剰発現では、細胞の増殖が見られなかった。子宮筋腫サンプルで検出された30G>A及び789G>A変異型GPR30についても、HeLa細胞に過剰発現させ、細胞の増殖を調べた(図2)。14C>T変異型GPR30が野生型GPR30より低い細胞増殖抑制効果を示しが、30G>A及び789G>Aの変異型GPR30は、野生型GPR30と同程度の細胞増殖抑制効果を示した。
画像

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研究分野
  • 腫ようの診断
展開可能なシーズ 本発明の目的は、エストロゲン関連疾患組織に存在するGPR30の遺伝子多型を同定して、かかる遺伝子多型をもつGPR30の機能を明らかにすることにより、エストロゲン関連疾患の判定方法やエストロゲン関連疾患の治療薬のスクリーニング方法を提供することにある。
本発明によると、子宮筋腫等のエストロゲン関連疾患の検査のターゲットを追加し、さらに創薬のターゲット及びスクリーニングの手法を提供することができる。また、本発明の手法によって大量のサンプルを高速で検査することが可能になり、患者のGPR30における変異の有無を判定して予防や治療の方針を検討する、オーダーメイド治療が可能になる。
用途利用分野 子宮筋腫治療薬、乳がん治療薬
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人山口大学, . 水上 洋一, . エストロゲン関連疾患の判定方法. 特開2012-034633. 2012-02-23
  • C12N  15/09     
  • C12Q   1/68     
  • C12N   5/10     
  • C12N   5/071    
  • C12N   5/09     
  • A01K  67/027    
  • C12Q   1/02     
  • G01N  33/15     
  • G01N  33/50     

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