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ピロリジン誘導体及びその製造方法

シーズコード S130011868
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 荒井 孝義
  • 横山 直太
技術名称 ピロリジン誘導体及びその製造方法
技術概要 (S,S)-1,2-ジフェニル-1,2-エチレンジアミンに酸の存在下、クロロオルト酢酸トリエチルと室温で15時間反応させ、精製してクロロメチル末端を有するイミダゾリンを得た。更に、ジイソプロピルエチルアミンの存在下、パラトルエンスルホニルクロライドと0℃で60分反応させ、精製してトシル化されたイミダゾリンを得た。次に、ヨウ化カリウムの存在下、(S)-1-フェニルエチルアミンと室温で14時間反応させ、シリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製することで二級アミン部位を有するイミダゾリンを得た。次に、これと3-ブロモ5-ニトロサリチルアルデヒドと1時間室温で攪拌した後、シアノ水素化ホウ素ナトリウムを0℃にて2時間かけて加え、その後室温にて30分攪拌した。反応後、精製し、配位子を得た。これに酢酸ニッケル(II)を配位させることで触媒として、無水トルエン中に、トランス-β-ニトロスチレン、トリエチルアミン、(E)-メチル-2-(ベンジリデンアミノ)アセテートを上記触媒の存在下、10℃、17時間反応させて、不斉マイケル-マンニッヒ反応を行なった。
研究分野
  • ピロールの縮合誘導体
  • 遷移金属錯体一般
展開可能なシーズ 従来の銅触媒存在下、イミノエステルとニトロアルケンを環化させる反応させてピロリジン誘導体を得る反応は、得られるピロリジン誘導体はエンド体もしくはエキソ体のみであって、他の立体配置を有するピロリジン誘導体を得る反応系の開発が課題であった。金属触媒を用いたマイケル-マンニッヒ反応及びそれにより得られるエキソ’体のピロリジン誘導体合成方法を提供する。
金属にイミダゾリン配位子を配位させた触媒の存在下で、イミノエステルとニトロアルケンを反応させるマイケル-マンニッヒ反応で、エキソ’体のピロリジン誘導体を得ることができる。得られるピロリジン誘導体のジアステレオマーの拡大を行なうことができる。非常に高い収率を得ることもできる。触媒は、銅、ニッケル、コバルト、ルテニウム、ロジウム又は鉄などの金属に、イミダゾリン骨格とフェニル骨格とを有する配位子を配させた金属塩である。ニトロアルケンは、フェニル基、トリル基、p-ブロモフェニル基、p-メトキシフェニル基、o-クロロフェニル基などの電子吸引性基、イソプロピル基、シクロヘキシル基、1-フェニルエチル基などを有する。
用途利用分野 ピロリジン化合物、ピロリジン誘導体、医薬、農薬
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 千葉大学, . 荒井 孝義, 横山 直太, . ピロリジン誘導体及びその製造方法. 特開2012-046441. 2012-03-08
  • C07D 207/16     
  • C07B  61/00     

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