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リポソーム複合体、その製造方法、及びその使用

シーズコード S130011889
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 黒田 俊一
  • 太江田 綾子
技術名称 リポソーム複合体、その製造方法、及びその使用
技術概要 本願発明者らは、前記課題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、特定の範囲の密度を有するリポソーム、バイオナノカプセル、及び細胞導入物質を含むリポソーム複合体が、高効率で、且つ高い特異性を持って、特定の細胞へ所望の物質を導入できることを見出した。さらに、図3に示すように特定の環境下にて製造した前記リポソーム複合体は、特に高い物質導入効率を示すことを見出した。本願の発明は、係る知見に基づいて完成されたものであり、リポソーム複合体、その製造方法、その細胞への導入、及び個体の組織への導入を目的とした使用に関する。本発明のリポソーム複合体は、リポソーム及びバイオナノカプセルを含むリポソーム複合体、又はリポソーム、バイオナノカプセル、及び細胞導入物質を含むリポソーム複合体である。特に該リポソーム複合体の密度が1.07~1.19mg/mlであるリポソーム複合体は、高効率で且つ高い特異性にて細胞に物質を導入することができる。また、カチオニックリポソーム複合体に対してはゼータ電位を0mV前後からマイナスに下げるとともに、粒子径を300nm以下に抑える働きがあり、生体内投与にも向いている複合体を生成できる。
画像

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研究分野
  • 細胞膜の輸送
  • 薬物の相互作用
展開可能なシーズ バイオナノカプセル(BNC)は「膜透過活性を有するタンパク質を提示する生物由来中空ナノ粒子及びその改変体」のことであり、その代表としてB型肝炎ウイルス表面抗原Lタンパク質粒子が挙げられる。細胞への物質導入を目的としたBNC-リポソーム複合体のDDSとしての働きを高めるため、粒径制御や生体内での複合体の安定性に鑑みてゼロに近い表面電荷とする技術が検討されているが、細胞への物質導入能自体を高める技術は開発されていない。高い特異性を有しつつも、細胞への物質導入能が向上したBNC-リポソーム複合体の開発が望まれている。本発明の目的は、細胞への高い特異性を有しつつも、細胞への物質導入を目的とするBNC-リポソーム複合体の物質導入効率を上昇させる技術を開発することにある。
本発明のリポソーム複合体は、高効率で、且つ高い特異性にて細胞に物質を導入することができる。また、カチオニックリポソーム複合体に対してはゼータ電位を0mV前後からマイナスに下げるとともに、粒子径を300nm以下に抑える働きがあり、生体内投与にも向いている複合体を生成できる。
用途利用分野 薬物送達システム、B型肝炎、インフルエンザ及び遺伝子治療用医療用製剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人名古屋大学, . 黒田 俊一, 太江田 綾子, . リポソーム複合体、その製造方法、及びその使用. 特開2012-067040. 2012-04-05
  • A61K   9/127    
  • A61K  47/42     
  • A61K  31/7088   
  • A61K  48/00     

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