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ナノ構造体を利用した検出方法及び検出システム

シーズコード S130011890
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 安井 隆雄
  • 加地 範匡
  • 岡本 行広
  • 渡慶次 学
  • 馬場 嘉信
技術名称 ナノ構造体を利用した検出方法及び検出システム
技術概要 この検出方法は、周期的ナノ構造体による光の回折を利用した生体分子等の非標識の検出方法であり、次の3つのステップを行う。(ステップ1)周期的ナノ構造体領域を備え、使用する光に対して透過性の材料で形成した流路に試料を流す。周期的ナノ構造体領域ではナノ構造体によって流路が分岐し、複数の支流路(周期的ナノ構造体領域内の間隙)が形成されている。(ステップ2)単一波長の光をナノ構造体領域に照射し、回折光を生成させる。ナノ構造体の屈折率の方が、間隙(支流路)を流れる媒質の屈折率よりも大きいためにナノ構造体内部で光の全反射が生じ、ナノ構造体の出口にて回折が生ずる。全反射の際のエネルギー損失量が媒体に依存するため、周期的ナノ構造体内に導入する媒質によって回折光の信号強度が変化する。(ステップ3)生成した回折光の内、最も強度の強い一次回折光の回折角度変化を検知し、検出感度の向上を図る。
画像

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研究分野
  • 生物物理的研究法
展開可能なシーズ 試料の標識化が不要であり且つ簡素なシステム構成となり、更には、連続的な測定も可能となる検出方法及び検出システムを提供する。
本発明の検出方法は、ナノ構造体由来の回折光を利用して検出を行うため、試料を蛍光色素などで事前に標識する必要がなく、又光源の光も1波長のみでよく、システムの構成が簡素となる。さらに、ナノ構造体とナノ構造体の間にある間隔を検出の場として用いていることから、試料を流路表面に固定化する必要も無く、フローを用いた連続的な測定も可能である。このような利点を備える本発明は、例えば、生体分子又は生体由来分子の微量検出に適する。
用途利用分野 ナノ構造体を利用した生体分子等の微量検出システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人名古屋大学, . 安井 隆雄, 加地 範匡, 岡本 行広, 渡慶次 学, 馬場 嘉信, . ナノ構造体を利用した検出方法及び検出システム. 特開2012-078168. 2012-04-19
  • G01N  21/47     

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