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根こぶ病抵抗性アブラナ科植物の作出方法

シーズコード S130011907
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 松元 哲
  • 畠山 勝徳
  • 吹野 伸子
技術名称 根こぶ病抵抗性アブラナ科植物の作出方法
技術概要 根こぶ病抵抗性遺伝子を単離することに成功した。単離したCrr1のcDNAを35Sカリフラワーモザイクウイルスプロモーターおよびレタスユビキチンプロモーターに連結しシロイヌナズナで発現させることにより、根こぶ病に対して罹病性のシロイヌナズナが強い抵抗性を示すことを確認した。本法を用いれば、B.oleraceaに属するキャベツ、ブロッコリー、B.napusのナタネなど交配を通じて遺伝子導入ができない種に対しても根こぶ病抵抗性を付与できる。また、根こぶ病抵抗性遺伝子cDNAまたはゲノムDNAを発現制御可能なプロモーター、または根こぶ病抵抗性遺伝子独自のプロモーターに連結し、当該遺伝子を植物体で発現可能なカセットを作製し、(キャベツ、ブロッコリー、ナタネなどの)アブラナ科植物の形質転換植物を育成した。得られた形質転換植物の種子を用いて根こぶ病抵抗性遺伝子による抵抗性植物を育成した。
画像

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研究分野
  • 遺伝子の構造と化学
  • 作物栽培一般
展開可能なシーズ 根こぶ病抵抗性遺伝子を単離し、遺伝子組換えおよびマーカー選抜により効率的な根こぶ病抵抗性のアブラナ科植物を作出する方法を提供する。
根こぶ病抵抗性遺伝子が単離され、該遺伝子を用いる遺伝子組換えおよびマーカー選抜により効率的な根こぶ病抵抗性のアブラナ科植物を作成することが可能となった。特に、マーカー選抜を行う場合にはCrr1またはその周辺配列をマーカーにすることにより、マーカーと遺伝子との間で組換えが起こらないため選抜効果が極めて高い技術を得ることができた。また通常の連鎖マーカーでは、マーカー遺伝子型が抵抗性と罹病性個体間で一致しマーカー選抜ができないことが起きる。しかし今回、抵抗性遺伝子の全塩基配列が明らかになったため、抵抗性と罹病性個体間での塩基配列の違いは必ず見つかり、マーカーを開発することが容易に可能になった。
用途利用分野 根こぶ病抵抗性のアブラナ科植物
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 松元 哲, 畠山 勝徳, 吹野 伸子, . 根こぶ病抵抗性アブラナ科植物の作出方法. 特開2012-065567. 2012-04-05
  • C12N  15/09     
  • A01H   5/00     
  • C12Q   1/68     
  • A01H   1/00     
  • C12N   5/10     

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