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熱蛍光体及びその製造方法

シーズコード S130011930
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 漆山 秋雄
  • 冨澤 祐司
技術名称 熱蛍光体及びその製造方法
技術概要 熱蛍光体及びその製造方法に関し、放射線の3次元線量分布を取得するための線量計であって、人体と組織等価な当該線量計の材料として使用可能な熱蛍光体及びその製造方法に関する。母体としての七ホウ酸リチウムと、発光中心としての銅とを含み、熱蛍光の波長に対する発光強度分布が45~130℃の範囲内において唯一かつ単峰型であり、及び600nmよりも短波長の可視領域内に存在することを特徴とする熱蛍光体である。熱蛍光体の製造方法は、四ホウ酸リチウム、酸化ホウ素、及び酸化銅(II)を混合することによって混合体を形成する。混合体を熱処理することによって、この混合体を、母体として七ホウ酸リチウムと、母体中に存在する発光中心としての銅とを含む熱蛍光体に変える。熱蛍光の発光強度分布が、実効原子番号が人体と同程度であるエポキシ樹脂が光学的に耐熱可能な、変色しない温度範囲に存在する。熱蛍光の発光強度分布が唯一かつ単峰型であるため、被曝線量と熱蛍光の発光強度との関係が単純となるので、測定された熱蛍光の発光強度から被曝線量を算出する際に複雑な補正を行う必要がない。
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研究分野
  • 測光と光検出器一般
  • スペクトル計測及びスペクトロメータ
  • X線技術
展開可能なシーズ 熱蛍光の発光強度分布が、加熱による熱蛍光体自体の発光強度のピークと重複しない可視領域に存在し、かつこのピークがバインダとして用いる樹脂の光学的に耐熱可能な温度範囲に一つ存在する熱蛍光体及びその製造方法を提供する。
熱蛍光の波長に対する発光強度分布が、加熱による発光の強度分布と重複しない可視領域に存在させ、熱蛍光の発光強度が高くできる。該熱蛍光体は、3次元線量分布を測定するための線量計の材料として用いることが可能になる。加熱に起因する発光を考慮する必要がなく、そのため近赤外線カットフィルタを用いる必要がない。
用途利用分野 放射線3次元線量分布線量計、熱蛍光体、3次元原体照射装置、強度変調放射線治療装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人立教学院, . 漆山 秋雄, 冨澤 祐司, . 熱蛍光体及びその製造方法. 特開2012-052070. 2012-03-15
  • C09K  11/63     
  • C09K  11/08     
  • G01T   1/02     

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