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再狭窄抑制ステント

シーズコード S022000202
掲載日 2003年5月26日
研究者
  • 大島 宣雄
研究者所属機関
  • 筑波大学 基礎医学系
研究機関
  • 筑波大学 基礎医学系
技術名称 再狭窄抑制ステント
技術概要 この新しい技術は体内管腔部の狭窄部位の開存を確保する(開口してそれを維持する)ためのものであって、コイル形状のステントにおいて、ピッチを調節することによって血流速度を抑制することと、血管壁に作用する平均張力が最小となるようにステント外形を最適化することによって、細胞の過増殖を抑えて再狭窄を抑制することを特徴とした。治療後の再狭窄を抑制するため、血流による壁ずり応力が細胞の装飾反応の最適値となるようにピッチを調節させた。さらに血管壁の圧迫や過伸展を最小限に抑えるため、ステント両端部の形状を回転余弦曲線で形成した。従来のステントは、血管内壁の機械的支持機能による再狭窄抑制を行っていたが、本発明は、新たな血流速度抑制とステント外形最適化によって、血管内膜での細胞の過増殖を生物学的に抑える機能を加えた。
画像

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従来技術、競合技術の概要 従来のステントは、円筒形で側面がメッシュ状のものや、コイル形状で一定ピッチのものなどで、血管内狭窄部の開存を得るための機械的支持を目的としていた。しかし、何れも血管内膜での細胞の過増殖による再狭窄に対する対策が考えられていない。
研究分野
  • 血管系
展開可能なシーズ (1)コイル状のもので、ピッチが一定間隔でなく形成されているので、再狭窄が抑制出来るステント
(2)両端部の外形が、回転余弦曲線で形成されているので、安心して使用出来る再狭窄が抑制出来るステント
用途利用分野 動脈硬化による血管狭窄の治療に用いられるステント
その他、体内の管腔部における狭窄に対する内腔開存用ステント
関連発表論文 (1)赤川英毅, 大川敬子, 大島宣雄. 血管内ステントの形状の生体力学的な作用コイルピッチが管内の流れの動態に及ぼす影響. バイオエンジニアリング学術講演会講演論文集. vol.14th,2002,p.51‐52.
(2)大島宣雄. 特集工学分野での流体力学研究のトピックス医工学流体力学からみた血液循環系. ながれ. vol.14,no.1,1995,p.5‐9.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人筑波大学, . 大島 宣雄, 鎮西 敬子, 赤川 英毅, . 体内管腔部の狭窄部位の開存を確保するためのステント. 特開2001-309984. 2001-11-06
  • A61M  29/02     

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