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フォトクロミック化合物、追記型光記録分子材料、表示材料及び蛍光ラベル材料

シーズコード S130011943
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 河合 壯
  • 田口 正晃
  • 中川 哲也
  • 福本 紗世
  • 中嶋 琢也
技術名称 フォトクロミック化合物、追記型光記録分子材料、表示材料及び蛍光ラベル材料
技術概要 褐色ナスフラスコに、4,5‐ビス(2,4‐ジメチル‐5‐フェニルチオフェン‐3‐イル)‐2‐フェニルチアゾールを入れてジクロロメタンに溶かし、撹拌しながらm‐クロロ過安息香酸を加え、室温で25時間撹拌した。続いて、反応溶液を水でクエンチし、ジクロロメタンで抽出した。暗室中のカラムクロマトグラフィで粗に分け、さらに順相高速液体クロマトグラフィーで単離精製した。この化合物の開環体から閉環体への変化に伴う吸収スペクトルの変化、閉環体の発光スペクトルを測定し、本化合物は、記録書き込み光と記録読み出し光のクロストークを容易に抑制できるという優位性を有する追記型光記録分子材料として有用であることを示した。他のフォトクロミック化合物の合成方法とそのフォトクロミック特性評価も記している。
画像

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研究分野
  • 光学的効果
  • 光化学反応
  • 光化学反応
展開可能なシーズ 従来の光記録媒体は、エネルギー効率が悪く、S/N比や記録密度、耐久性の点で問題があった。これを改善するために開発されたフォトクロミズムを利用した光記録媒体は、再生光等の記録光以外の光照射による情報の破壊の問題ら、情報を記録する毎に体積収縮して光記録媒体にひずみやゆがみが生じる問題があった。本発明は、記録保持性、耐久性に優れ、且つ、情報記録時に体積変化を伴わないフォトクロミック化合物を提供する。
本発明者らは、光反応により誘起される脱離反応により閉環体から縮環体に非可逆で変化するフォトクロミック化合物を見出した。この脱離反応により得られる縮環体は安定性に優れているという効果を見出した。ジアリールエテン構造から成るフォトクロミック化合物が種々の光機能性材料として有用であり、特に、記録された情報が消失することがないことから、記録保持性、耐久性に優れた高感度光記録分子材料として有用である。特に、縮環体として、再生光を照射したときに蛍光発光するものを採用することにより、三次元光記録、近接場光記録、ホログラム型光記録が可能となる。
用途利用分野 高感度光記録媒体、フォトクロミック剤、追記型光記録分子剤、表示剤、蛍光ラベル剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学, . 河合 壯, 田口 正晃, 中川 哲也, 福本 紗世, 中嶋 琢也, . フォトクロミック化合物、追記型光記録分子材料、表示材料及び蛍光ラベル材料. 特開2012-056861. 2012-03-22
  • C07D 417/14     
  • C07D 333/48     
  • C07D 471/04     
  • C09K   9/02     
  • G03C   1/73     

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