TOP > 技術シーズ検索 > 血管内手術に用いる器質化を促進するコイル、およびこのコイルを血管内に留置するための留置装置

血管内手術に用いる器質化を促進するコイル、およびこのコイルを血管内に留置するための留置装置

シーズコード S022000203
掲載日 2003年5月26日
研究者
  • 岩田 博夫
研究者所属機関
  • 京都大学 再生医科学研究所
研究機関
  • 京都大学 再生医科学研究所
技術名称 血管内手術に用いる器質化を促進するコイル、およびこのコイルを血管内に留置するための留置装置
技術概要 この新しい技術は、血管障害部位に留置し、さらに処置部の器質化を促進するための細胞増殖因子またはその遺伝子を含むベクターのコントロールリリースを行うことができるコイルに関するもので、コイル表面の処理法が特許の主要点である。白金コイルまたは、その表面に金を蒸着後、解離性極性基を有するアルカンチオールを用いて、また表面酸化層を有する金属コイルの場合には、解離性官能基を有するシランカップリング剤にて処理することで、コイル表面に解離性極性基を導入する。この表面、または、この表面をさらに高分子電解質で処理した後、細胞増殖因子またはその遺伝子を含むベクターをイオン相互作用またはアフィニティー相互作用で坦持させるものであって、このことにより、コイル周辺の器質化が促進される。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

S022000203_01SUM.gif S022000203_02SUM.gif
従来技術、競合技術の概要 器質化促進コイルとしては、イオン注入法によるコラーゲン固定化コイルが発表されているが、これは細胞の接着を促進するのみで、積極的に器質化促進していない。さらにイオン注入が高額であるため、実用化にはいたっていない。その理由は動脈瘤の開口部ではコイルが直接血流に接していてコイルに時として形成される血栓が剥離したりすると脳梗塞を引き起こすこともあり器質化促進のコイルがまたれている。
研究分野
  • 循環系の疾患
  • 循環系の腫よう
  • 腫ようの外科療法
展開可能なシーズ (1)コイル留置時の操作性などは、従来コイルと代わらないが、血管障害部位の器質化を促進するコイル
(2)上記のように器質化を促進するコイルで、簡便かつ安価な作成方法
(3)上記コイルの安全な血管内への留置方法
用途利用分野 カテーテルを用いた低浸襲治療法である血管内手術に用いる
関連発表論文 (1)岩田博夫. 再生医療へ向かってハイブリッド人工臓器の役割. 生体・生理工学シンポジウム論文集. vol.16th,2001,p.227‐228.
(2)森浩二, 岩田博夫, 池内健, 光藤和明. ステントの長軸方向の曲げ剛性に関する研究. 日本機械学会論文集 C. vol.67,no.662,2001,p.3078‐3085.
(3)森浩二, 岩田博夫, 池内健, 光藤和明. ステントの最適設計. バイオエンジニアリング学術講演会・秋季セミナー講演論文集. vol.11th,2000,p.111‐112.
(4)峯健人, 井沢周作, 辻隆之, 岩田博夫, 大賀隆裕, 大場謙吉. 盲端型多孔質チューブを応用した中心静脈栄養用カテーテルの開発. バイオエンジニアリング学術講演会・秋季セミナー講演論文集. vol.11th,2000,p.23‐24.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人京都大学, . 岩田 博夫, . 血管内手術に用いる器質化を促進するコイル、およびこのコイルを血管内に留置するための留置装置. 特開2001-299769. 2001-10-30
  • A61B  17/12     

PAGE TOP