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機能性可溶化剤

シーズコード S130011946
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 高原 茂
  • 近藤 篤
技術名称 機能性可溶化剤
技術概要 可溶化剤は、アントラセン骨格に水溶性または疎水性の置換基を有する。アントラセン骨格には、アントラセンそのものを含むのはもちろんであるが、アントラセンの水素が置換基に置換されたものも含む。ここで水溶性又は疎水性の置換基としては、限定されるわけではないが、例えばスルホ基を例示することができ、この場合アントラセンスルホン酸となる。このアントラセンスルホン酸の場合、スルホン酸塩であることは好ましく、例えばこのナトリウム塩、カリウム塩等を例示することができる。可溶化剤は、一重項酸素の付加、脱離の反応性を有することが好ましい。この反応性を有することで、例えばカーボンナノチューブが生成する一重項酸素のキャリアー機能を有することができ、より有用となる。また、可溶化剤は、アントラセン-2-スルホン酸ナトリウム誘導体を含むことが好ましい。
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研究分野
  • 反応操作(単位反応)
  • 固体デバイス材料
展開可能なシーズ ナノカーボン材料などの難溶性材料を可溶化する可溶化剤があるが、高分子や界面活性剤が用いられ光機能性をもつものは少ない。単純な高分子や界面活性剤である場合には可溶化の目的は達せられるが、可溶化剤は残留し、最終的にナノカーボン材料と混合した材料となってしまい、ナノカーボン材料本来の物性をそこなうことがある。この機能を有効に利用するには可溶化するだけでなく一重項酸素のキャリアーの機能などを有し、ナノカーボン材料の可溶化能力を制御できることが望まれる。そこで、機能性の高い可溶化剤を提供する。
高分子中にアントラセン骨格を修飾するのではなく、アントラセン骨格に水溶性または疎水性の置換基を組み込んだ分子を設計、合成し、この化合物によりナノカーボン材料が可溶化できる。また、アントラセン骨格に水溶性または疎水性の置換基を組み込んだ分子が、一重項酸素の付加、脱離の反応性をもち、ナノカーボン材料の凝集状態の変化をもたらす。
用途利用分野 可溶化剤、カーボンナノチューブ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 千葉大学, . 高原 茂, 近藤 篤, . 機能性可溶化剤. 特開2012-055814. 2012-03-22
  • B01F   1/00     
  • B01F  17/12     
  • C01B  31/02     
  • C07C 309/38     

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