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治療活性物質の作用を増強するための高分子化環状ニトロキシドラジカル化合物の使用

シーズコード S130011972
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 長崎 幸夫
  • 吉冨 徹
  • 尾崎 佑樹
  • 藤 加珠子
  • 池田 豊
技術名称 治療活性物質の作用を増強するための高分子化環状ニトロキシドラジカル化合物の使用
技術概要 高分子化環状ニトロキシドラジカル化合物は、低分子の、例えば、2,2,6,6-テトラメチルピペリジノオキシラジカル(TEMPO)を特定のブロック共重合体に共有結合せしめて高分子化した化合物であり、水性媒体中でnmオーダーの径をもつ高分子ミセルを形成できる化合物である。これらの環状ニトロキシドラジカル化合物含有ナノ粒子(RNP)は、疎水性コア層に水難溶性薬物を内包できるだけでなく、静電相互作用を利用して遺伝子との複合体を形成することができる。また、このようなRNPは、それらがもっているEPR効果により腫瘍近傍、または炎症組織へ集積する。このようなRNPを用いて、抗がん剤との相互作用について調べてみたところ、動物実験で抗がん剤の抗腫瘍活性を向上させることが確認された。さらに、RNPは、遺伝子デリバリーの増強効果がある。
画像

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研究分野
  • 薬物の相互作用
展開可能なシーズ 生体内標的組織または細胞への治療活性物質のデリバリー効率を高めるか、または標的における治療活性物質の有する活性を増強するための製薬学的製剤を提供する。
Enhanced permeability and retention(EPR)効果により腫瘍近傍へ集積し、細胞の炎症反応を抑制することにより、標的組織または細胞において治療活性物質本来の活性を効率よく発揮できるので、活性を増強できる。なお、治療活性物質が核酸分子である場合には、腫瘍、または炎症組織近傍において、その発現効率を高めることもできる。
用途利用分野 製薬学的製剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 筑波大学, . 長崎 幸夫, 吉冨 徹, 尾崎 佑樹, 藤 加珠子, 池田 豊, . 治療活性物質の作用を増強するための高分子化環状ニトロキシドラジカル化合物の使用. 特開2012-067025. 2012-04-05
  • A61K  31/765    
  • A61K  31/785    
  • A61P  43/00     
  • A61K  31/704    
  • A61K  31/7048   
  • A61P  35/00     

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