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無電解ニッケルめっき廃液の処理方法

シーズコード S130011990
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 岡 徹雄
  • 田中 克昌
  • 木村 貴史
  • 辻村 盛夫
  • 寺澤 俊久
技術名称 無電解ニッケルめっき廃液の処理方法
技術概要 無電解ニッケルめっき廃液の処理方法は、無電解ニッケルめっき廃液から亜リン酸ニッケルを沈殿として取り出し、この亜リン酸ニッケルを硫酸で処理して硫酸ニッケルとして晶出させ、この硫酸ニッケルの結晶を磁気分離によって回収する。この磁気分離に用いる磁場発生機21の磁極25を配管水槽23に近接させて配置し、この配管水槽23の内部を流れる硫酸ニッケルの結晶を含む水溶液又はスラリーに磁極から発生する磁場を印加することによって硫酸ニッケルの結晶を磁極25の近傍に吸着させる。この場合の磁場発生機21として、永久磁石、超伝導バルク磁石、電磁石、超伝導ソレノイド磁石のいずれかを用いることが望ましく、磁場発生機21を配管水槽23の両側に配置する。また、磁場発生機21の両極を各々異極あるいは同極に着磁して対向配置し、磁極25から発生する磁場の及ばない範囲まで配管水槽23を磁極25の中心軸と並行又は垂直な方向に移動させて、磁極25の近傍に吸着された硫酸ニッケルの結晶を回収する。
画像

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研究分野
  • 無電解めっき
  • 資源回収利用
  • 産業廃棄物処理
展開可能なシーズ 電子部品などの表面処理に用いられる無電解ニッケルめっき液のめっき工程におけるめっき廃液の中には、ニッケルイオンが多く高濃度に残存する。これを回収して再利用することができれば、めっきコストの低減と、廃液処理に要する環境負荷の低減が望める。そこで、廃棄物が少なく、環境負荷が小さく、大掛かりな装置とスペースを必要とせず、短時間、低コストかつ簡便な操作で、無電解ニッケルめっき廃液から硫酸ニッケル及びこれを含む再生液を回収して再利用可能にする。
磁気分離された硫酸ニッケルとこれを含む水溶液やスラリーは、無電解めっき液槽或いは電解ニッケルめっき液槽に戻して再利用することができる。また、ニッケルの回収工程に関して超伝導バルク磁石、小型の電磁石等を磁場発生源に用いることで、大掛かりな装置とスペースを必要としない。さらに、硫酸ニッケルの結晶の生成速度が速いために短時間で処理が可能であり、添加剤が少ないことから廃棄物が少なく、環境負荷が小さく、低コストであって、磁気分離という簡便な操作で、極めてクリーンな排水処理が可能となる。
用途利用分野 無電解ニッケルめっき廃液処理装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 新潟大学, 愛知技研株式会社, 株式会社イムラ材料開発研究所, . 岡 徹雄, 田中 克昌, 木村 貴史, 辻村 盛夫, 寺澤 俊久, . 無電解ニッケルめっき廃液の処理方法. 特開2011-104584. 2011-06-02
  • C02F   1/62     
  • C23C  18/16     
  • C23C  18/36     
  • B03C   1/00     
  • C01G  53/10     

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